ふりーだむ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態：観終わった
内容はともかく、ガンアクションに注目して下さい＾＾；
真下＆梶浦コンビの美少女ガンアクション。
内紛の絶えない小国ガザッソニカ。そこに住む少女MADLAX。過去の記憶のないこの少女はボディガード、暗殺なんでもこなす凄腕エージェント。かたや平和な国ナフレスに住むマーガレットは12年前の飛行機事故からの唯一の生存者。マーガレットも飛行機事故以前の記憶がない。ともに過去の記憶のない二人の少女。マーガレットが持つ謎の絵本が二人の距離を縮めていく。。。
序盤はMADLAXとマーガレット、別々の物語で展開していきます。共に自分の過去を探すのですが、MADLAXに残された物は絵本の断片と打ち抜かれたネームプレートと去っていく父親の記憶。マーガレットには一部が抜かれた絵本の本体を手がかりに記憶を探していく。
マーガレットは同じ絵本を探すため、友人で元家庭教師のヴァネッサやビブリオ・ディティクティヴを使い、同じ本を探す。
一方、ヴァネッサの上司、カロッスァ・ドーンは世界の情報を裏で操るアンファンの命を受け、独自に絵本を探していた。彼の部下リメルダは要人暗殺の警護の際MADLAXと遭遇し、彼女を追い続ける。
過去を探し続けるMADLAXとマーガレット、絵本を探すカロッスァ、MADLAXを追うリメルダ、そしてカロッスァの動きに疑問を感じたヴァネッサは友人を使い会社のサーバーをハッキングするもアンファンの手によって阻止され、データはガザッソニカのとあるPCへ転送される。データを追い単身ガザッソニカに向かい、命を狙われたところをMADLAXに救われる。アンファンの追跡を逃れ身を隠した二人は友情を深めていく。
行方不明になり、暗殺の容疑者になってしまったヴァネッサの身を案じたマーガレットはエリノアと共にガザッソニカに向かう。そこで絵本を読めるクァンジッタと出会い、絵本は３冊あり、それが１２年前の「真実の扉」を開く鍵となることを知る。
MADLAX、マーガレット、そして聖都で待つレティシア。この３人の関係とは、アンファンの正体と目的とは、真実の扉とは何か。
内戦が続き、12年前の事故の現場であるガザッソニカに集められた者たちが、真実を求めて混沌の運命の中に身を投じていく。
登場人物があまり話さいので、物語の深い部分を理解するのは難しい作品で、ストーリー的には上辺の部分だけ見ても良いと思います。
何より、この作品の見所は、曲に乗ったリズムの良いガンアクション。梶浦さんのノリの良い「NOWHERE」にのせたMADLAXの美しいガンアクションはアニメから離れていた私にとってこの「曲」と「アクション」の融合は衝撃的でした。。最近のアニメはすごいなと思った。これを見たことによって再びアニメの世界に引き込まれましたね。個人的にはまさに「極上」の一言。これを見るだけでもこの作品を見る価値はあると思っています。
NOIR、MADLAX、エルカザドと真下＆梶浦の美少女ガンアクション3部作と言われていますが、ガンアクションに関してはこの作品が一番ですね。
マーガレット役は我が愛しの桑島法子様が演じております。不思議系の少女なのでセリフは少ないですがw前作NOIRでコンビを組んだ三石さんも最後の方でチョイ役で出ております。このふたりは３部作、役の大小は問わず出演しております。
今でもこの秀逸なガンアクションを見たくなって時々見返しています。少なくとも4回は既に見ていますがw
内容はともかくとして、個人的には思い入れの強い、好きな作品の一つです。
