「天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
4261
棚に入れた
19998
ランキング
60
★★★★★ 4.1 (4261)
物語
4.2
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.3

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ネタバレ

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ドリルは男のロマン

熱い!実に熱い!熱すぎて心と魂が火傷を負うかも
なんというか、パトスだけで突っ切ったアニメですね
歴代のロボットアニメ的展開を辿りながら、ゼロ年代の新味も加えられた21世紀ロボアニメの大本命
血湧き肉躍る怒涛の展開に唖然茫然
おうおうおう!俺達を誰だと思っていやがるッ!って奴ですね


思えばアバンで物語の行き着く広大性、いわば、地下から地上に這い上がり、はては宇宙にまで進出するというエキサイティングな概要を示したのは、実はホラだったってのがケレン味溢れて面白い
概ね1話の冒頭はBADENDで、最終回のはTRUEENDなんでしょうが、そこに持ってくまでの迸るアニメーション、巧いですねぇ
ただ、最終章でだいぶキャラが退場していったわけですが、あの辺しっかりキャラ付してから逝かせて欲しかったかも
キタンはもろキャラ崩壊してましたからね、まぁあれでも感動できましたが

とりあえず、ロシウの老いた顔と声には吹かせていだたきました
シモンも、順当に声優は菅生さんになってましたが、あれは流石に声が深すぎる気もします、良いとこ力ちゃんでしょう
まぁあれでもバッチリおkでしたが、何はともあれ、シモン役の柿原さん最高!
チビシモンもデカシモンも完璧、THE主人公、透き通る素晴らしいお声に、もはやTOKIMEKIすら感じますね
アンチスパイラルの声は俳優・上川隆也さんが演じてますが、これはだいぶ良いですね
ハイリスクローリターンの芸能人起用、珍しい成功例だと思います

吉成曜氏にすしお氏に錦織敦史氏に、莫大なテロ力のグレラガ作画です、流石はガイナックス
しかも凄いのは、作画が先行し過ぎずに、ちゃんと脚本が補ってる部分です
作画に力を入れ過ぎると、どうしてもストーリーが退屈になってしまいがちになるのですが、その辺しっかり汲んで完成させてありますね、妙味
まぁあの銀河投げるのはどうよって思いましたが・・・
私的ハイライトは11話のシモン復活回の吉成パート、その次の12話のテコ入れ海水浴回の高村キャラ作画、最終章は全カット(特にマトリョーシカ戦法からのラガンインパクトは友達と夜通し再三語り尽くしたくらい)です
演出でいえば、カミナが死んだシーンやゾーシィが潰れたシーンがインパクトありました

思い出し熱さがひと段落したところで、キャラの話でも
やっぱりブヒるとしたら断然キヤルですね、俺口調なCVアスミスも素晴らしい
何故キヤルはあんなにも可愛いのか、ニシシシ
えーと、あとは、ニアとキヨウってちょっと似てますね
それから、ヨーコってちょっと尻軽いですね

話題性も大きく、好調なセールスも記録したグレンラガンですが
今作4話の作画議論からガイナスタッフの肛門発言、挙句の代表取締辞任にまで発展した”肛門突破グレンラガン事件”&ほぼ同時期に公式サイトでプリキュアマスコットを撃ち殺す内容のイラストを掲載したという”プリキュア淫獣虐待事件”が唯二名作に影を落とす黒歴史となってます
社員のアレな態度もお祭り騒ぎの野次も客観視すればシニカルな印象を受けますが
そこは封じ込めて


まぁとにかく、作品としては最高の部類に属しますね
最近はどこもかしこも+αがものを言う情勢でして、こういうロボット一押しで来るアニメはとことん珍しい
初心に帰ったつもりで、それでいてさらなる高みを目指せる作品です
私が信じる私のオススメアニメです・・・?

投稿 : 2011/02/13
閲覧 : 685
サンキュー:

6

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