退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルなし
劇場版コナン四作目。昔に結構繰り返してみていた作品なんだけど、最近観てみると、覚えてる箇所がチラホラ。観たのはだいぶん前のはずなんだけど、意外と覚えているもんだなぁ。
さて本作は、現職の刑事が殺害されるというショッキングな掴みから始まるハードサスペンス……かに見えたサスペンス&アクションだ。個人的には序盤~中盤の雰囲気で最後まで突っ切って欲しかったところだけど、まぁ、面白かったので良しとしたい。
佐藤刑事が何発も銃弾を浴びるというショッキングすぎる映像に視聴者である僕がビビったとのと時を同じくして、記憶消失に陥ってしまった蘭。(え、僕のことはどーでもいい? でも本当にショッキングだったんだよ……)
本作では蘭が犯人に命を狙われるというヒロインのポジションに収まったのが、悩ましいところである。
今回の事件は、警察内部の黒い部分を扱った、ハードなサスペンスの雰囲気を漂わせていた。僕はそこに期待していたのだが……残念ながら、後半はいつもの【名探偵コナン】だったんだ。
さすがに劇場版だけあって犯人の行動力、思考回路は中々ハジケているのは確かだ。
だけど、結果としては事件の内容に思いの外警察が関係無くて、ガッカリしてしまったのもまた事実なワケで……。
【実はあまり関係ありませんでした!】ってオチとしても過去作の【14番目のターゲット】の方が一枚上手だったかなぁ、という感じ。
見どころと言えば跡は、灰原の冗談だろう。あんな風に語られたら、誰だってドキッとするに決まってる。
ほんと、哀ちゃんは小悪魔やで……素敵です。