ポール星人/小っさ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
2クールで観たかった
金融モノという点では、まぁアレですけど真朱が見たくなって結局北米版BD買ってしまいました。という事で少し点数上げます(汗)
先頭とかはブツ切りで殆ど見せないのに、意外と見逃しそうな細かいトコはいいい感じですよね。宜野座との野球場での会話、宜野座ってホームベース踏んでなかったんですね。やっぱ2クールで見たかったなぁ。
////////////////////////////////////////////////////
私は金融どころか英語もアレなおバカさんなので、用語が判り辛いんで観るのキツいかなと思ってたんですが全然問題ないですね。
この勢いのある見せ方だけでも十分楽しめる作品だと思います。
んで 更に未来を担保した現状維持は正しいのか否か? 現状を犠牲にして守る未来に意味はあるのか? なんて面白げな話の軸も有る訳で、かなり私的には好きです。この作品としての答えはラストの謎の存在が語る訳ですけど・・・私は作り手のお膳立てには素直に深く考えず乗ってあげる主義なので、このラスト不満は無いです。
それとヒロインである真朱もQもイイですね~二人ともシャープな顔立ちですけど、とても魅力的かと。戦闘の作画もイイ動きですし、作画自体は安定していない気がしますが意識させない絵のタッチだったんじゃないかなという印象です。
概ね満足なんですが、正直1クールで駆け足に終わっちゃうのは勿体ない作品だなと。1クールに凝縮されたからこそのスピード感なのかもしれませんが、もっと詳しくこの話観ていたかったなと言う残念さを感じます。
こんな風に思わせられたんですから多分、私この作品好きなんですね。
んで、思う訳です。ガッチャマン・クラウズはこの作品有っての作品だったんだなと。中村監督のこの路線を大味と嫌う方も居るとは思うんですが、私はこういうの大好きなもんでw
この監督がこの路線しか作れない訳じゃないのはモノノ怪然り空中ブランコで判りますし、いろんな類の作品見せて欲しいな~と個人的には期待してます。