むさぽー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ガチ無人島サバイバル
【内容】
地球での生活が困難となり宇宙開発を迎えた22世紀。コロニーと呼ばれる生活圏に人々は暮らしていた。惑星間移動の技術は進歩しソリア学園の生徒達は修学旅行のために木星へ向かっていたが、そこで重力嵐と遭遇する。巻き込まれた宇宙船は無事にワープをすることにより重力嵐から逃れることが出来たが、一つの避難用シャトルが投げ出された…。
【見所】
7人+1匹(?)が、無人惑星での生活でたくましく成長していく姿が描かれている。彼らは互いに力を合わせようとするも個人の喧嘩や押し付け等に我慢できずチームとして崩壊していく。真のリーダーシップやチームとしてのチームワーク・コミュニケーションによる内容が強いアニメであることには違いない。
決断力や個人の力を把握する力が必要なリーダー。
ある目的を把握することによるチームワーク。
信頼や共有を高めるコミュニケーション。
それぞれの意図をきっちり把握していて、その経験による結果を見いだせており、流石NHKだと思いました。
又、最後にサヴァイブが「仲間を守る気持ち」がルナの超能力を増大させている的なことを言っていますが全文に述べたようなこともサバイバル生活で成功したことではあるので、そちらも重視していただけると嬉しいです。
【悪点】
サバイバルの内容はあまり期待しない方がいいです。基本的な衣食住の問題点は把握できていても解決策が現実的ではありません。しかし、未知なる惑星で未知の生物との共存を把握した上では納得いくところかもしれません。
後、かなり都合がいいことが沢山あります。例えば、機械をいじれる人、冬を察知できた、ナノプラントによる超能力。もう少し、リアリティーに沿った内容であることを期待していました。
【考察】
基本的に教育アニメです。私として総論を立てますと「目標による、人間の成長性は高い」ということですね。このアニメは具体的な目標がキッチリと建てられており(逆に、目標がない時にはグダグダな人間性の表現がある)、その目標に努力している場面は十分に伝わりました。一人一人のスキルを活かした内容にもなっており、それを仲間のために使ってくれるチームとしての力はとても見ていて微笑ましいものです。
【一言】
私はシャアラが大嫌いですwwしょっぱなから諦めて迷惑かけて最終的には自分はやれば出来る子みたいなこと言ってぶちのめしたくなるような人ですwwてめーは仲間がいなかったらここまで成長できてこなかったんだよ!!!まぁ、こんな感じですね。
後、個人的に終わり方が気に入らなかったですね。助かって親とかと話すムービーが欲しかったです。EDに挿絵が挿入されています。後は何年後かわかりませんけど、ルナが地球のテラフォーミングを完了した場面と、出演キャラの一言が描かれています。ハワードが俳優になっていたのには正直驚きましたねwwハワード財団の跡を告げるぐらい努力しろよwwまぁ、ハワードくらいのお調子者は嫌いじゃないです。根は優しいツンデレなんです。許してやってください。
以上