退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
内容に ふれるよりも 心にあること
2015年 代表作と言われていますが
果たして私も ハマるのだろうか
と少しテンションが低かったのですが・・・
とんでもないです
観始めたら 久しぶりの一気観でした
何日かにわけての一気観ではなく
寝る間を惜しんだ ほんとの一気観でした
ですが 視聴中に常に頭にあったこと
それは ストーリーよりも
私自身が 過去 胸をはれるほど努力した
と自信を持って言えるものが ないこと・・・
運動部ではありましたが・・・
流れにまかせてしまったような・・・
誰よりもうまく 一番うまく の気持ちがかけていた・・・
その思いが強すぎて
先が気になり 一気観してしまったのかもしれません
作中の ひとりひとりの立場にあった場合
自身ならば どのような態度をとったのであろう・・・
{netabare}
たとえば・・・
トランペット奏者 高坂麗奈さん 1年生
のように
自他共に認める実力者であったなら
胸をはって上級生に
ソロ争奪を挑むことができるであろうか
たとえば…
その状況を見ていた下級生(1年生)だった場合
上級生と争いメンバーに選ばれる努力をするであろうか
・・・・・・・・・・・・・
私事ですが・・・
高校で野球部に所属していた知人がおります
3年生なので 先日引退となりましたが
その高校は 「年功序列」ではないので
当然のことながら
上級生でもベンチにも入れない
そして
1年生でもレギュラーになれる
という事実があります
ですが 先輩と後輩の間に ギクシャク間はないようです
過去の歴史が そうだったため
部員には それを受け止める心があります
・・・・・・・・・・・・・
私の知識の中では 吹奏楽部は体育会系です
筋トレあり のハードなものです
顧問になった 滝先生
初めに皆に向けた 問い
「楽しい部活にするか 上を目指す部活にするか」
当然の問いでもあり
上級生と下級生 上手い者が演奏する
という結論は そこですでに出ているのです
たとえば…
香織先輩を慕う 吉川優子さん 2年生
のように
大好きな大好きな先輩に敬意を表し
1年生は3年生のソロを奪ってはいけない
と言っている子が
身近にいる同級生だったら・・・
上級生だったら・・・
傍らで見ていて 高坂さんに(あるいは吉川さんに)
どのような態度をとるのだろう
{/netabare}
きっと 自分が努力すればするほど
いろいろな想いが生まれる…
そんな想いをめぐらせながら
熱く視聴することが出来ました
そして 今からでも 熱くなれるものがないのだろうか
と 自分をふるいたたせる事ができる
そんな素敵な作品だと思います
楽器にも もちろん興味を持ちましたし
視聴した時点で まだ自分が学生であったならば
吹奏楽部の門をくぐったかもしれません・・・
後悔することのない 努力を誓って