雷撃隊 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
映画館で見てこその臨場感
前、後編両方の感想
ストーリーはもう何度も見ているのでDVD一気見と変わらない。しかし映画のデカイ画面で見ると迫力が倍増する。ゴジラのような怪獣映画としての面白さが増す。音響もデカく立体感があり「ああ、劇場で見て良かった」と感動する。立体機動装置の戦闘シーンもTVでここまでハイレベルな映像を作っていたのか、と感心する。しかしエレンたちが弱いのは相変わらずだけど・・・。
映画の見所はTVの最終回で省略されていたハンジ分隊長がニック司祭に詰め寄るシーンが新しく追加されている部分だろう。やはりあの場面が無いとしっくりこないので嬉しい配慮だった。やはりTVシリーズと総集編で一長一短だろう。
もう一つ、SOUND horizonのファンにとっても嬉しい映画だ。REVOさんは相変わらず嘘つきだ(褒め言葉)。LINKED HORIZON立ち上げの際、「今回はバンド内設定は一切使いません」とコメントしていたが見事に裏切ってくれた(褒め言葉)。「ブレイブリー・デフォルト」の楽曲は「クロニクル2nd」と連結しているし「進撃」の主題歌は「MOIRA」の姉妹編だ。その後「ブレイブリー・デフォルト」をSOUND HORIZONの新曲「ヴァニシング・スターライト」に繋げてしまいさらに続編のアルバム「NEIN」ではMCに梶裕貴が登場する。でもってアルバムのレコ発ライブにてアルバム「NEIN」を「進撃」と繋げてしまった。流石に「繋がる地平」と言うだけのことはある。しかしどんどん一見さんに冷たくなってゆくような・・・。まあ来年のTV二期も大いに期待だ。
ちなみに樋口真嗣監督の実写映画には全く期待していない。キムタクヤマトの二の舞なのは目に見えているので。つまらんことするな、という怒りしか感じない。実写とこちらの総集編アニメでは無条件にこちらをお薦めする。