ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
だめだこいつ、はやく何とかしないと、、
(現放映中TVドラマ版内容違和感もあり寄稿)
超展開とか予想斜め上とか読者視聴者飲み込む様な、
魅力、牽引力持った作品というのがある、
初出ゲームだけどSTEINS;GATEアニメならコードギアス等々、
このDEATH NOTE、今では一種元祖的趣もある、
当時実写映画にもなってこちらも纏ってて概ね好評だった、
あにこれ成分で頭脳戦ってあって、その通りなんだけど、
頭脳戦=難解って事じゃなくむしろとても解りやすい、
これけっこう重要で、
妙チクリンな世界観に特殊な語句並べたてた挙句、
読者選ぶとか言ってる作品もあるけど、
このDEATH NOTEについては読者置いてけぼり感は無い、
読者視聴者にとっては重要なのは面白いか否かだしね、
ダブル主人公キラとL、其々と一緒に頭脳戦するが如く、
同時に物語に飲み込まれ翻弄される様な快感も味わえる、
この作品が世に認知されたのは、
実写映画の功績も大きいと想う、実際、
各俳優の設置や演技も見事だったがとりわけ、
ライトの父親役の鹿賀丈史氏、カッコ良かった、
リュークの中村獅童氏、ハマってた、
邦画実写物須らく原作魅力損失に到る事例多々有る中、
構成改変あれど実写映画ならではの魅力も提示され、
原作どうのというより劇場版として見事だったと思う、
しかるに原作は劇画(画)なれば、
やはり原作則した表現という意味で、
アニメ期待な向きもあるだろう、
その点本アニメは全37話以て、
ドラマや実写映画より内容的に原作に最も近しい、
加え画含め、造りが丁寧な処にも好感持てる、
一部間延び感或いは逆に端折り感等も垣間見えるが、
特に前編については概ね楽しく観れた、
(やっぱ月とエルだよね♪)
リューク中人が劇場版と同じ獅童氏というのも、
私は嬉しかったし、
私の場合初見は映画であり原作で後追い組、
良作というのは媒体による違いをも楽しめるな~、
当時そんな感慨もあったが、それは、
其々の媒体がある程度完成度なり魅力有る作品である事前提、
先ず原作ありきな視点でもこのアニメ版は私的OK、
でも現行TVドラマ版については、、、、
名作に名言あるなら流行語?もある、
DEATH NOTE流で謂うなら、
「だめだこいつ、、はやく何とかしないと」
そんな感じにならなければいいけどね。
2006年6月より全37話(前編26話後編11話)
原作 - 大場つぐみ、小畑健 監督 - 荒木哲郎 制作 MADHOUSE