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退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルなし
初期劇場版三部作ではこれが一番好きかなー。
RR軍と鶴仙人絡みの天下一武道会編を一つにまとめる為の設定・キャラ改変が巧く、全体的によくまとまった良作。
今回の強敵、桃白白。彼に対して悟空が劇中で修業するワケでもなく、かといって劇場版限定で都合よくパワーアップするでもなく、なんと本来の力を発揮して撃破する、という展開を見せるのだけど、これが実に良かった。
ドラゴンボールらしからぬ、合理的で納得のいく理由じゃないか!
怒りにまかせて桃白白に攻撃→敗北→心を静めないと実力は発揮できないと指摘され、逆転勝利。
悟空がこのような展開を見せる一方で天津飯は
迷いが生じて亀仙人を仕留めそこなう→餃子の言葉と涙に揺れる→迷いを振り切って鶴仙人に引導を渡す
という結末を描くことで、何気にストーリー性もグッと増している。
悪臭使いと悟空の「お前には鼻がないじゃないかー!!」のくだりがなかったり、天下一武道会があっという間におじゃんになったりとガッカリくる部分は多少あったとはいえ、中々どうして見応えのある作品ではあったと思う。
……それにしてもアラレちゃんが登場する必要はあったんだろうか?;