ゅず さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
これは誰かの物語じゃなく自分の物語
今年これをずっと楽しみにしてた。
やっぱり思い浮かべていた以上に良い作品でした!
【一言紹介】
頭の中の感情達が小さな出来事で動き回る、笑いあり、涙ありのお話。
【見る時について】
私は劇場で見ることをオススメします。家族や子どもに囲まれて見ることにより、大人も子どもも同じとこで笑っていて、面白いとこはみんな一緒なんだなと、感じ。すごくいい環境で見れます。
【PVについて】
本編とは関係がないけれど
私は涙↓
【PVを勝手に解釈、ゅずワールド】
{netabare}
ねぇ、思い出して。
君にも小さな頃があったこと
笑ったり、泣いたり、怒り、怖がったり、怪しんだり、
いろんなことがあって大きくなったよね。たくさんの人の喜び、悲しみ、見てきたよね。
お母さん、お父さんはきっと子ども達の成長を思い出すよね。
立って歩いた時、初めて言葉を喋った時、トイレもご飯も一人じゃ何もできなかったのに気付かないうちに大きくなって、手を離れて。
人の感情は他の動物と違って表情に出る。それは人だけが持ってる素晴らしい宝物だと思う。だから私は子どもの笑顔や成長が大好きで、涙する。
このPVを見て、父母が泣いてるところを初めて子どもが見る。子どもはなんで泣いてるの?きっと大きくなったらわかるよ。
そうゆうやりとりが劇場内であると思ったら更に感極まってしまいました。
{/netabare}
解釈の仕方でPV一つ見方が変わると思います。。自分は二周見たのですが二周目は視点を変えていましたので涙はしなかったです。
【本編について】
ヨロコビがライリーのメインの感情なのでヨロコビ目線でストーリーを進んで行くのが良。
二周目はカナシミ目線で。
【オススメ着目点】
・イカリが所々、新聞を読んでるところがあってライリーになにが起きてるのか一言一面を飾っていて。ちょっとした工夫を感じます。
【キャラクターについて】
頭の中のどのキャラクターもライリーのことを考えていて、キャラ同士のやりとりもちゃんと意味があるものに思えてくる。
【ネタバレあり】
{netabare}
・記憶の整理をする2人
ライリーに必要な記憶を整理。記憶の中で好きなもの=ライリーの好きなもの=キャラクター達が好きなもの。
・電車のレールが切れてヨロコビ、カナシミ、ビンボンが谷に落ちそうな時、咄嗟に周りにいたキャラクター達が一斉に助けに行く。
↑ライリーにとって大事な感情達だから助けた。
・苦手なものをしまっておく扉の前にいた2人
の会話『これは俺の帽子って書いてあるから俺の』のやりとり。
↑全部ライリーの感情から出来てるので似たようなキャラもいる。この場合(怖い、恐ろしい)とでも例えておこう。
・理想のボーイフレンド
ライリーのためなら死ねる!
まさにライリーのために彼は大活躍してくれましたね!最初はただのモブキャラというかギャグ要因だったのに、言葉通りの活躍、素晴らしかったw
・ビンボン
私はビンボンについては子ども時代の夢、空想ってことだと思ってます。歳をとっていくと叶うこと、叶わないことがわかっていきます。そうゆうのがビンボンだったと思ってます。今回はそうゆう大事な気持ちをなくしてライリーは成長したとも捉えれるわけです
{/netabare}
【面白さについて】
【ネタバレあり】
{netabare}
・次元について
キャラクターの形の変化、子どもにはどうゆうことなのか理解は出来ないけど色や形で判別できる。ヨロコビが持っていた袋もちゃんと変化していたし、単純な形だけになるのは『いないいないばぁ』でもよく使われていて子ども達が楽しめる。
もちろん大人は次元っていうものを頭で理解してるのでそれを映像で見れるのも改めて確認。面白いと思う。
・繰り返しの効果
これは子ども達が大好きです。単純なことだけど繰り返しすることでその時の楽しさを思い出し更に楽しむことができる。飽きるまでくどいぐらい同じことで楽しみます。
{/netabare}
【自分にとって特別な思い出】
{netabare}
・子どもの頃から学生時代にかけて友達とうまく関われなかったこと、年下の子とは仲良くできていたこと。
・家族には自分のことちゃんと話ができてない自分。
・過去に大事件をおこしたこと。
君といて心が動いたこと、綺麗に離れようとしたこと。そう簡単なものじゃなかったこと。
すごく特別な思い。
{/netabare}
【頭の中】
誰もが一度は経験する、自分の心の中の葛藤
変化。自分も大きく変わったことがあった。
子どもから見ても、大人になっても、親になっても
、孫ができても、一人の時間が多くなっても
このアニメはそれぞれの視点から楽しめると思う。
【最後にこの作品を通して】
自分は子どもとこの作品を一緒に見たいなと思いました。
自分が好きなアニメは『子どもが見ても笑ったり、感動したり、一緒に見たいと思える作品』ってとこが重要点でそうゆうアニメは他のアニメと比べて、特別な思いが強くなってしまう。
結局保育士を辞めても、自分の心の中にはいつも『子どもが好き島』がプカプカ浮いてるようです。
なので近々、保育士復帰しようかと思ってるこの頃です♪( ´▽`)