天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
イマイチだけど気になるアニメ16
正直、評価すべきかどうか悩んでしまう作品ですね(という事でイマイチ評価)
評価すべき点として、前半と後半で敵味方が逆転するところと、新たなクルーが多数搭乗し、その中のひとりである土門の成長物語としても見れる点でしょうか。
特筆すべきは、やはり次元潜航艇との戦闘シーでしょうか、宇宙空間なのにどう見ても海中としか見えない描写(笑)には燃えました。
ヤマトも波動爆雷で、異次元空間に潜む次元潜航艇を爆沈させるという、ホント第二次世界大戦での駆逐艦と潜水艦の対決にしか見えない描写に、オイオイと突っ込みをいれつつ楽しんで見てました。
あと、デスラーがカッコいい(爆)でも、どうやって新たなる旅立ちから、短い期間でここまでの星間帝国を築く事が出来たんでしょうか・・・
ただ、打ち切り(1年→半年)の影響か、設定が上手く生かされてない、ご都合主義としか思えないような後半の展開はマイナス点でしょうね。
太陽が爆発するまで、あと1年というのも第1作に焼き直しにしか思えませんでしたし、なによりせっかく登場させて新キャラである土門や揚羽を戦死させたのは残念でした。
ここのところを上手く描いて、世代交代させる事が出来ていれば、もっとヤマトは続いていたかも(まあ、放送当時、既にマンネリでしたけど 汗)
最後に、ここが自分的には重要なところなんですが、今回初めてヤマトが敗れて敵に捕まってしまうんですよね
(それでデスラーと対面する訳なんですが)
結局、艦長失格(おいっ)となった古代進の代わりに、完結編ではハイジのおじいさんを無理やり沖田艦長に仕立て上げて(ウソ)しまった訳で、そういう意味(おいおい)では重要な作品(苦笑)かも知れません。