天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
SFスーパー英雄(?)列伝14
SF新世紀レンズマンとして華々しく映画公開された後に始まったテレビシリーズ(映画との関連はなし)ですが、影が薄いんですよね。
原作はスペースオペラの父と言われるSF作家のEEスミスの代表作で、絵柄も海外を意識してるのか、それっぽい感じでした。
ヒロインのクラリッサ・マクドガルは、スターウォーズの影響かレイア姫に似てましたし(順番を考えればこっちの原作に方が早いんですけど)
彼のアイディアは素晴らしく、レンズマンの原作で描かれた戦闘状況表示のアイデアが、アメリカ海軍艦艇の戦闘指揮所(CIC)開発に参考にされ、実際に第二次世界大戦で日本海軍相手に大きな成果をあげたそうです。
(他にもステルスや早期警戒管制機(AWACS)のアイディアも作品にあります)
ただ、製作された段階でちょっとSFブームは過ぎており(苦笑)なんか、乗り遅れた感じがありありでしたね。
(意外と面白かったんですが・・・)
あと、アニメとしては、この頃からCGが使われ始めており、この作品でも複製不可能とされるレンズの描写やブリタニア号に使用されてます。
もっと早くやるか、今やればもっと人気がでたのかも知れません。
ただ、個人的には主人公の名前がキムボール・キニスンだったのが、悪かったのではないかと(汗)
だって、一文字隠すとキ○ボールつまり(おい、やめろ何するんだ、うわーっ)
・・・これを読んだ女性の方、大変失礼しました(反省)