天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
イマイチだけど気になるアニメ15
グレンダイザーの放映前に作られた劇場作品で、まさにグレンダイザーのプロトタイプと言っていいのかも知れません。
主題歌はグレンダイザーのエンディング(歌詞が違う)で、主人公の名前も宇門大介(デュークフリード)だし、円盤からロボットが出てくるのも同じなんですけど、とにかくデザインがダサい(笑)
なんで、グレートマジンガーやゲッターロボが既に放送されてるのに、出てくる主役ロボット(ロボイザー)が、こんなにカッコ悪いのか、当時観てて頭を抱えてしまいました。
永井豪原作なんだから、せめて、ロボットの名前をロボイザーじゃなくてポ○イダー(おいっ)に・・・って、それじゃあ逆効果か(汗)
一方、内容の方は、25分という長さの割には上手くまとめられていて、いい出来でしたね。
故郷を滅ぼされ、ガッタイガーに乗って地球に逃げてきた王子と、そのガッタイガーを奪うべく、地球に襲い掛かる`ヤーバン大王軍
しかも、その司令官は大王の娘で、デュークフリードの幼馴染テロンナ王女。
デュークフリードを好きなため、いったんは彼を見逃すも、そのデュークフリードが、地球の娘と楽しそうに話をしてる姿を見て、嫉妬にかられて襲うという、まあ定番の展開なんですが、これまた定番通りに最後はデュークフリードをかばって死んでしまうという(涙)
声を小原乃梨子さんがやってるせいか、このテロンナ王女が当時は色っぽく感じました(苦笑)
一方、主役のデュークフリードは、グレンダイザーの富山敬さんではなく、主題歌を歌ったささきいさおさんのせいか男っぽく感じました。
まあ、マジンガーシリーズの面白さを期待して観たら、恋愛物(しかも悲恋)だったって事で、当時の子供達にはきつかったかも知れない、そんな作品でした。