ビアンキ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:途中で断念した
特撮的で、OVAっぽい、SFロボアクション
3年ほど前に、レンタルDVDで14話くらいまで見た筈。
そこまでの感想を…
まず、見ていて思ったのは、
本作は「特撮的」だということ。
第1話
指令室的な場所で、大人たちがモニターを通して怪獣(使徒)と、怪獣と戦う戦闘機を見ている。
様々な兵器が攻撃するものの、怪獣は死なない。
どころか兵器は怪獣の攻撃で全滅。
そして「我々の出番」だとばかりに、ある組織(ネルフ)に戦闘の指揮権が渡る。
いきなりウルトラマンみたいなロボット(エヴァ)に少年が乗せられ、発進。
ロボットが一歩歩くと、 大きな振動。
その振動で電話ボックスのガラスにヒビが入る。
そして沢山のビルが立ち並ぶ中で、ロボットと怪獣が戦うのだ。
ロボットに乗って以降のカメラワークや演出は、 ミニチュアの世界である「特撮のアクション」を、
できる限り大きく・迫力あるものに見せるために有効なカメラワークであり、演出だと私は考える。
それ以外でも「大人たちがモニター越しに怪獣と戦闘機を見ている」なんて場面だったり、
あとは劇中の音楽そのものもかなり特撮っぽく思えた。
しかしこのいわば「特撮の文法」をアニメに持ってきて、綺麗にハマっている、アニメとして昇華できているのは素晴らしい。
第2話以降も特撮っぽいのは変わらず。
多分、監督の庵野秀明氏が特撮好きというところが強く影響しているのだろう。
メカやアクション以外の大きな魅力として、ヒロインの存在は大きいだろう。
地味で大人しい無口美少女:綾波レイ
金髪ツンデレ美少女: 惣流・アスカ・ラングレー
相対的な性格の二人の少女は、 放送から20年たった今見ても十分可愛らしい。
そしてちょっとエッチだ(ここ重要)
おそらく皆様も知っていらっしゃるとおり、この二人のヒロインは今現在もファンが多い。
ロボやアクションだけでなく、ヒロイン目当てで見ても、十分楽しめるものになっていると思う。
さすが大ヒット作。
それと
ヒロイン達に限らないが、本作のキャラクターデザインは比較的頭身が高く、リアル。
そのためか、古くなりづらいキャラクターデザインになっている。
古くなりづらいキャラデザ、これも特長であり魅力だと思う。
さっき「本作は特撮的」だと言ったが、
本作は「OVA的」でもあると思う。
ダークでミステリアスな雰囲気・世界観、
クオリティの高いロボアクション、
多めに盛られたSF要素、
可愛く、エッチなヒロインたち。
どれも本作の放送以前にあったOVA作品に良く見られたものである。
そんな本作は、いかにもオタクが好みそうだ。
実際映像ソフトはVHS・LD合わせて 一巻あたり11万枚という大ヒット。
この記録は 今現在でも抜かれていない、凄い。
そしてテレビアニメにOVA的な作風を持って来るという試みは、 決してエヴァンゲリオンが最初ではないものの、やはり本作は色々と斬新だったのだろう。
今でも語られる作品なのは納得だ。
…でさ、 ここまで絶賛しておいてアレなんだけどさ、私エヴァンゲリオン、14話で見るの止めてるんだよね。
理由?
15話あたりで急激につまんなくなったから。
でもね、もう1回一話から見てみようかなって最近思いだしてさ。
ここまで読んでくれた方に聞きたい、私 見るべき?
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多くの方から意見を頂き、参考にし考えた結果、
15話以降は見ないことにしました。
この評価もこのまま、断念のままです。
メッセージを下さった多くの方々、ありがとうございました。
下手くそな文章、お読み頂きありがとうございます。