ポール星人/小っさ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
あらすじ読むだけで泣くじゃないすか、こんなの(汗)
お勧めされた作品でしたので見てみました。
航空機事故で死別した若手い男女と残された者の心のケアの為に派遣されるロボットのお話です。
っても、無駄にSFっぽい味付けして無いですけどね。60分の作品ですし、ロボットである事を主軸にしている話ではないですので、かえって良かったと思います。勿論話的にロボットである事に重要な意味は有るんですが・・・
短い作品ですので、ちょっとでも内容書くとネタバレになるのが確かにもどかしいw
ロボットは残された者に対する心のケアとして、事故の被害者の姿を模して残されたものに接してくうちに二人の思い出の品の数々を通して生前の二人の時間を追体験してゆくんですけどね。
ここら辺でもう切ない訳すよ。こういう作品には有りがちな展開では有るけど、美しい祇園の町と祭りでオッサンの涙腺刺激してくるんすよねw
んで、ラストでロボットと残された者の真実が明かされてオッサンの涙腺に追い打ちをかけて来るんすよ。卑怯な戦術で御座います(滝汗)
短い作品ですので、泣かせる路線好きな方にお勧めします。
人を模したものと人とのお話をなかば哲学的にやってる作品は多くありますけど、コレはそういう路線じゃないです。
15春期の某TVアニメに路線としては近いです。
ただ、こちらは一時間弱の物語の中で二人の思い出と死別の悲しみを巧く表現してます。{netabare}冒頭でQ01は川遊び出来てたんだし、川に落ちてしまったロボくるみ引上げ回収出来るんじゃね?とか疑問も有りますが。{/netabare}
なんか完全に某作品ディスりモードですが、ちとこの作品の感動と比較してしまいました。