天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
SFスーパー英雄(?)列伝12
やあっと、やあっと、やっとデタ~マ~ン♪デタマ~ン
というタイトル通りの主題歌ですが、これ、結構耳に残るいい歌でした。
ご存知タイムボカンシリーズの一作ですが、マンネリを防ぐためか従来のシリーズ作品と違う点がいくつか見られます。
まず、変身するのが男だけ(演じるは破裏拳ポリマーこと曽我部さん)になった事で、ヒロインのコヨミは正体を知らないため、普段はワタルを尻に敷いているくせに、ヤットデタマン(ワタルが変身した姿)が登場すると、もうメロメロに(笑)
三悪人も5人になり、ボヤッキーキャラのジュリー・コケマツはシリーズ中唯一顔が違うキャラに(汗)そしてトンズラーキャラのアラン・スカドンは劇中、「スカドンの奇人変人コーナー」をする位に人気がでましたね。
そして個人的に一押しのドンファンファン伯爵(演じるはシリーズおなじみの山本さん)、なんとひたすらミレンジョ姫を愛するという奇特(おいっ)な性格で、面白かったです。
そして、一番の変化はとうとう巨大ロボット大巨神が出てきた事ですかね。
ただ、この大巨神、性格が悪い(爆)
三悪人の猿芝居に「罪を憎んで、人を憎まず」と止めをささず立ち去るも、三悪人が立ち去ったと思って言い合う悪口をこっそり聞いていて、とどめの大激怒を食らわすという(あんた、ホントにヒーロー?)
挙句の果てには、悪口じゃない普通の会話の中の言葉に反応して大激怒をやるという、もうお約束の展開に大笑いしてました。
しかし、このシリーズのメカデザインを担当してるのが、ガンダムと同じ大河原さんだとは、いまだに信じられないような(おいおい)
ささやきレポーターと身長が高すぎて顔が決して映らない小山カメラマンのコンビとか、オロカブ(愚か…ブ)など魅力的なサブキャラも多く出ましたし、機会があれば見て欲しいギャグアニメですね。