天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
SFスーパー英雄(?)列伝11
NHKが名作未来少年コナンに続いて放送したエドモント・ハミルトン原作の傑作スペースオペラのアニメですね。
原作が1940年代という事で、科学万能的な作風となっており、科学者である主人公が、亡き両親の友人だったサイモン(脳のみ)と両親が作ったグラック(ロボット)、オットー(アンドロイド)と共に、数々の事件を解決(原作1冊につき4話)していく流れが、なんかNHKらしいな(?)と思った記憶があります。
太陽系の各惑星にそれぞれ異星人(惑星人)が住んでいるという設定ですが、さすがにそれは使えないので、銀河系が舞台に代えられていますが、連続活劇風で結構楽しめました。
ヒロインのジョーン・ランドールが昔のアメリカドラマに出てくるような、大人の女性的な感じなのもプラス評価(笑)ですが、原作を先に呼んでたもので、あっ、これは木星だったのをこう変えてきたかとか、今思うと変なところを注目して見てたような(汗)
どっちを~向いても宇宙(宇宙)♪な主題歌も良かったですが、エンディングの「ポプラ通りの家」も落ち着いた感じで好きでした。
とにかく丁寧な作りで、絵が古い感じなを除けばもっと評価されてもいい作品だと思います。