天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
SFスーパー英雄(?)列伝9
この作品は鋼鉄ジークの続編であって、続編ではないという作品です。
50年前(1975年)に起きた鋼鉄ジーグと邪魔大王国との戦闘で九州は謎のゾーン(内部は50年前のまま)に覆われており、復活したハニワ幻神に対し、鋼鉄神ジーグが戦うという話です。
TV版と違うのは、上記で述べましたが、邪魔大王国と決着がついてない点と、鋼鉄ジーグに変身する司馬宙の父が死んでない(当然、コンピューターでもない)事です。
前作(?)ヒロインのミッチーは結婚して珠城美和となっており、孫娘の珠城つばきが今回のヒロインとなってます(典型的な永井豪ヒロイン)
第1話での、復活したハニワ幻神と自衛隊の戦闘シーンは迫力があって、思わずおおっ、って思いました。
13話と短いですが、鋼鉄ジークを見て無くてもそれなりにまとまっていて入りやすい内容です。
逆に見ていた人にとっては、九州に突入した主人公(草薙剣児)が、苦戦する自衛隊の前でジークになって現れた際に、隊員が「ジークだ」と叫ぶシーンや、月面での最終決戦で新旧2つのジークが共闘するなど燃える展開があるので納得の内容だと思います。
(司馬宙の声が古谷徹でないのは、ちょっと残念ですがす。)
ただ、良くも悪くも世界観が鋼鉄ジークなんで、スーパーロボット大戦的なものが嫌いな方には苦しいかもしれませんね。
司馬宙はちゃんとチェンジサイボーグしますし、個人的には初代ビックシューターに搭乗したおばあちゃんの美和に宙が、「いくぜ、ミッチー」といって、往年(?)のコンビネーションを見せる展開にはしびれました(笑)
ちなみに主題歌とエンディングで、バンバン言ってませんので(ん?)