Kuzuryujin さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
ごっつあんです
原作を途中まで読んでました。
始めはまあ楽しめてましたが、男5人全員のキャラに飽きて
特に、キヨシがどんどん嫌いになってしまい15巻目で読むの止めました。
(ただ、キャラが嫌いなだけで原作ディスるつもりはないし
内容がどうにもつまらないわけでもないんで誤解なきよう。)
{netabare}
キヨシは、下衆くてバカで自己中なのに、
いつも強運に恵まれて次々にラッキーを呼び込み、
一人だけ美味しい目にあうという、とんでもチートな奴だから。
いいとこもあるにはあるけど
応援したくなるキャラじゃないのが個人的に嫌い。
{/netabare}
だから、この作品のアニメ化には全く興味なかったんですが
監督が水島努さんなら観とこうと。
もちろん、いつも組んでるシリーズ構成&脚本の
横手美智子さんとのコンビネーションの妙があればこそですが…
さすがです、監督!
キレっキレの演出いただきました~!
テンポも秀逸で詰め込めるだけ詰め込んでますね。
原作1巻の150ページ分は一挙に話が進んでます。
原作の内容は非常に下らないので
この突っ走りがいい。
目が離せなくなります。
呆けた表情の作画なんかも最高!
原作の持つ下品さを、
規制されないギリギリまで見せてくれる根性が素晴らしい。
もし原作読んでなく、今後の展開知らなければ
もっと物語に引き込まれてたでしょう。
この出来ならおそらく、醒めた目を残しつつも
最後まで観ちゃいますね。
できればキャラの魅力に関しては原作を超えて欲しいです!
第2話「尻すぎていた男」
{netabare}
お尻フェチの理事長登場。
CV藤原啓治さんが妙に嵌ってて可笑しかった。
花沢さん演じる花も魅力的。
ブリっこと暴力娘の演技の幅の広さに感心する。
早速、キヨシのゲスさ出てきました。
己の欲望のみに忠実。
たかが、初デートに執着して
仲間の迷惑顧みようともしない脱走計画スタート。
劇画調の無駄に凝ってる作画と裏腹に
話は相当バカバカしい。
今作の男キャラは以上で6人。
原作に忠実なら、もう最後まで他には男は出てこないと思う。
裏生徒会の女性キャラも潜在的変態か変人。
意外とキャラの多様性が少なく変態、変人に偏っており
途中で飽きられる可能性は高いけど
監督マジックでどこまで鑑賞に耐えうるか注目してます。
{/netabare}