ろき夫 さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

余計好きになった＾＾(特にテッサ)

「ふもっふ」から入りました^^
主人公「宗介」とヒロイン「かなめ」がいいキャラしていたのでもっとフルメタの世界が知りたくなり、本作を観てみることに。

「ふもっふ」に比べてギャグ少なめシリアス多めですが、こっちのがメリハリがあってイイと思います。(趣旨が違うので比較するのはどうかとも思いますが)
シリアスがあるからこそギャグが輝くというか…まあ、そんな感じです。

ギャグパートでの、戦争ボケの宗介を中心に繰り広げられる
おもしろハプニングが健在で安心しましたd(∀^*
クルツもなかなかの変態ですが、宗介にはやはり敵わないｗ

シリアスパートの方は、それなりに見応えがあるのですが、宗介とガウルンの二人が強すぎて残りはやられ役みたいな、ロボットの性能勝負になってたのでイマイチ緊迫感にかけるかなーと思いました。
そして肝心のガウルン戦での決着のつけ方がどれも中途半端で分かりにくい^^；
次につなげるための布石だとしても、もうちょっとうまく表現してほしい。

不満を先に言ったのですが、15～17話「故郷に舞う風」では昔の戦友との対決、同胞の無残な死など悲しくなる展開で、いままでのゆるりとした展開が一変。勝利したのに空しさ漂う宗介の背中にジーンときました。
敵味方どちらも深く傷つき、今後もその痛みを心体ともに背負っていく重い戦場と、平和ボケした日本での日常パートとを対比すると何か感慨深いものがありました。

その後の話もさらにヒートアップしていき後半目が離せなくなり、一気に観ちゃいました。
テッサちゃんの見せ場がたくさん出てきます!
テッサ、カッコ良過ぎ(o´д`o)
途中、かなめとどっちが正ヒロインなのか分からなくなりました。っていうか、私の中ではテッサがヒロインです。完全にｗ
かなめも悪くはないんですけど。ちなみにこの作品って女性キャラ強いですよねー。

あと、作画に関して。海の波が細かくリアルに再現されているのには感動しました。
さすがGONZO。「青の6号」で波の描写に定評があるのも解りました。

最後に。ガウルンしぶと過ぎｗある意味最強のやられキャラｗｗｗ

長文失礼しました。読んでくれてありがとう。