ninin さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2000年は長いですですw
全12話 オリジナルアニメーション作品
秋葉原のいわくつき物件に引っ越してきた高校生の天戸タケル(あまと タケル)は、そこで前から住みついている干支神を目指している干支娘にゃ~たんと出会いました。他の干支神全員とのバトルに勝利して干支神になれるのか?そしてにゃ~たんを異常に敵視しているチュウたんとの因縁とは何か?というお話を含みつつにゃ~たんを中心に他の干支神との日常を描いたギャク作品です。
制作側が「日本一うるさいアニメを目指す」だけあって、キャラが多すぎてドタバタしているので最初はとまどいました。
何より主人公のにゃ~たんが、わがままで怠け者で堕落した腹黒い(酷い主人公w)キャラを明るく描いていることもあり、うざかわいいキャラとなっています。CVは村川梨衣さん、イベントの舞台や番組で観るハイテンションなところが、にゃ~たんそのままでしたw
※にゃ~たんと闘う干支神を整理してみました。
子 チュウたん CV 大原さやか 十二支最強 異常ににゃ~たんを目の敵にしています。
丑 モ~たん CV 松井恵理子 異常に何故かにゃ~たんが大好き アメリカナイズされている言葉づかいや格好をしています。
寅 シマたん CV 巽悠衣子 中国拳法の達人。チャイナドレスを着ています。
卯 ウサたん CV 相坂優歌 色々な事業を手掛ける野心家 バニーガールの服を着ています。
辰 ドラたん CV 内田真礼 にゃ~たんの精神的な師匠。
巳 シャアたん CV 生天目仁美 噛まれると石化してしまう。{netabare}(治すのにカレーを頭からかけるというのも笑ってしまいましたw){/netabare}。古代エジプト風の衣装を着ています。
午 ウマたん CV 小澤亜李 いつもここで詰まってしまうことを悲しんでいる。巫女のような衣装を着ています。
未 メイたん CV 渕上舞 癒し系でナース服を着ています。
申 キーたん CV 戸田めぐみ イヌたんと一緒にいることが多い。
酉 ピヨたん CV 佐々木未来 3歩歩くと忘れてしまう。でも負の部分は何故か忘れない。
戌 イヌたん CV 本多真梨子 キーたんと一緒にいること多い。
亥 ウリたん CV 花守ゆみり 本作品で色々な解説をしてくれる。「~ですです」を語尾につけます。{netabare}(最初、消滅したときウルウルしましたが次の週で普通に復活していたのは笑ってしまいましたw){/netabare}
ちなみに天戸タケルのCVは下野紘さん、GJ部のキャラのような喋り方でした。
キャラデザは化物語で有名な渡辺明夫さん、みなさん可愛い・綺麗なキャラばかりでしたね。
バトルするといってもチュウたん以外はみなさん仲が良かったですね。
また、バトルになると3Dの2頭身キャラとなりますね。なかなかの迫力でよく出来てました。
バトルといっても単に拳や技で闘うものから、競争、頭脳戦まで色々とそのキャラにある程度応じたバトルとなっております。
面白かったのはピヨたんとのバトルでしたね~{netabare}(「将棋は宇宙」は名言でしたw 将棋の修行とは思えなかったですねw){/netabare}
説明もきちんとされていて(ウリたんやアイキャッチの部分で)世界観も何となくわかり、ほとんどコミカルでギャグばかりですが少しはシリアスな部分もあり、最初から根底にあった伏線も最終には綺麗に回収されており{netabare}(チュウたんとにゃ~たんの仲や記憶がないこと){/netabare}、きちんと終わったのも良かったですね。{netabare}(チュウたんのデレ具合が可愛かったですね。にゃ~たんは殴られてばかりですがw){/netabare}
最終話はちょっとウルウルしてしまいました。でも楽しかったですね。
癖がある作品なのでオススメはしませんが、にゃ~たんのうざかわいさ加減w が大丈夫であれば、頭を空っぽにして観ることをオススメします。
OP にゃ~たん役CVの村川さんが元気に歌ってます。この作品らしい曲です。
ED 同じ曲をにゃ~たんと干支神の方が1話ずつ別々で歌ってます。この作品らしくないw 穏やかな曲ですね。好きな曲です^^
最後に、それぞれのお話で中心になったキャラのCV方がエンドカードを描いています。イラストを綺麗に描ける方もいてびっくりしました^^