Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
それぞれが自分の立ち位置を理解して・・・次はどんな一歩を踏み出すのかな^^;?
1期が放送されたのが2013年の春アニメ・・・2年間の時間を経てようやく2期の放送です^^
待ち焦がれていたので、期待度MAXで視聴に臨みました^^
2期の始まりは文化祭の屋上・・・ホントに1期の直ぐ続きです。壁ドンされる比企谷を見ると2年間という時間の溝が一気に埋まったような気がしました。
そして、物語の舞台は修学旅行へと移っていくのですが、旅行前段における奉仕部でのやり取りも堪らなく面白いです^^
友人に教えて貰うまで気がつきませんでしたが、1期とキャラデザが違うんですよね^^
見直してみると確かに・・・特に戸塚君の可愛らしさUPが半端無いッス^^;
パッと見女の子にしか見えません(//∇//)
私はそちらの趣味はありませんが、それでも比企谷がドキッとする気持ちは分かる気がします^^
そして修学旅行における奉仕部の活動は続き・・・とある依頼を果たすために奉仕部の・・・比企谷のとった行動には驚かされましたが、それよりも心を激しく揺さぶられたのは・・・比企谷に対する由比ヶ浜 結衣の言動です・・・
この作品特有の物事の核心を少し曖昧にした物言い・・・ハッキリと言葉にしなくても由比ヶ浜の悲痛な叫びに思わず貰い泣きです^^
1期よりキャラの心情面がが深掘りされていることに気付き・・・この時点からこの作品にドップリとハマッてしまいました^^
この作品にハマったもう一つの理由は、由比ヶ浜 結衣の存在です。
1期の時には奉仕部に欠かせないカンフル剤で一番安心できるキャラ・・・という印象でしたが、修学旅行の一件から彼女の一挙手一投足から目が離せません。
周囲に対する細やかな気配りは相変わらず・・・けれど、周囲に合わせてばかりで自己主張の苦手な彼女はもうそこにはいません・・・
奉仕部で積み重ねた時間が彼女を変えた・・・彼女自身で変わる必要性を感じたから・・・今の由比ヶ浜の存在があるのだと思います。
だからといって自分だけを推し進めないところが彼女の良いところ・・・なんでしょうけれど、これも状況に応じて変わっていくのでしょう・・・
そして、由比ヶ浜 結衣にハマったもう一つの理由・・・それはCVが東山奈央さんだからです(//∇//)
「ハロー!! きんいろモザイク」のレビューでも触れましたが、東山さんの演じられるキャラが魅力的で堪らない中の一人が由比ヶ浜 結衣なので・・・(//∇//)
雪ノ下 雪乃も嫌いじゃありません。頑なに閉ざした彼女の心・・・ですが2期ではほんの少しだけ扉が開きました。物語の中ではクラクラするような台詞もありました・・・CVだって大好きなはやみんです^^
でも、もう少し「本物の彼女」を知りたいな、と思っています。
きっと、彼女に対する見方が変わるような気がします。
物語の終盤・・・緩んだネジを巻き直すような出来事が起こります。
具体的な事は何一つ言いません・・・
そこあるのは3人の存在と一点を真っ直ぐに見つめる瞳と、焦点の定まらない瞳・・・
由比ヶ浜 結衣は優しい女の子・・・
雪ノ下 雪乃は強い女の子・・・
これらが次への布石となり、物語は終幕を迎えるのです。
オープニングテーマは、やなぎなぎさんの「春擬き」
エンディングテーマは、雪ノ下雪乃(はやみん)&由比ヶ浜結衣(東山奈央さん)の「エブリデイワールド」
「春擬き」によるオープニングを最初に見た時、全身に衝撃が走りました^^;
作品とイメージがピッタリなのもありますが、曲自体がめちゃめちゃ格好良いです^^
即覚えちゃいましたよ^^;
エンディングも大好き・・・はやみんと東山さんのハーモニーが抜群に気持ち良い曲です^^
1クール13話の作品でしたが、1期より更に見応えのある作品に仕上がっていたと思います。
作画やキャラの綺麗さが格段に向上したのも高評価でした。
アニメは原作に追いついてしまったそうですが、ストックが貯まるまで決して焦る事なくちゃんと待って、続編の放送に繋がってくれれば・・・と思います。
今期の作品以上にキャラの心情を深掘りする作品になることを願っています^^