タック二階堂 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
ビッグタイトルが満を持して登場。
中学生の少年・蒼月潮は、寺の住職をつとめる父親と二人暮らし。
ある日、彼は自宅にある蔵の地下室でとんでもないものと
出会ってしまう。それははるか昔、凶悪なバケモノとして民に
恐れられ、「獣の槍」によって五百年間も封じ込められていた
大妖怪であった!
槍を引き抜いてしまった潮はあわや妖怪に食われかかるが、
同時に眠りから目覚めた「獣の槍」の力によって変身し、妖気に
群がってきた他の妖怪たちをあっという間に撃破する。
槍の威力を恐れて思わず協力してしまった大妖怪は、潮に
「とら」と名付けられ、行動を共にすることに。
かくして「獣の槍」の伝承者となってしまった少年と、
いつか彼を食ってやろうとつけ狙う大妖怪の“うしとら”コンビが
誕生したのだった。
そして襲いくる妖怪どもを次々と蹴散らしていく彼らは
世界の存亡をかけた壮大な戦いに巻き込まれていく・・
(公式サイトより)
というお話という注釈をつけるまでもないくらい有名なコミックで、
むしろ「なんで今までアニメ化されてなかったのか」と不思議な
ほどビッグタイトルです。
原作は未読ですが、おそらくこういうイメージの話なのでしょう。
イメージはもっと硬派な感じだったんですが、けっこうチャカチャカ
した話なんですねw ギャグ要素は、うんまあ昭和ですw
でも、さすが人気作。ほどほど観れるレベルで面白いと思います。
-----------9話視聴後、追記です。
「風狂い」
おそらく、原作ではそうとう泣ける回なのでしょうね、これ。
この作品ずっとそうなんですけど、原作のストックが多いのは
承知のうえで作っているわけだから、クールを稼ぐのは簡単。
でも、クールを稼ぐ作品が少ないのは、ずっとロングランで放送
されることを望まれていないことが多いためだと思います。
まあ、新陳代謝が早いほうが、いろんな作品を観れて楽しいですし。
そう考えると、選択肢は原作のストックを詰め込んで詰め込んで
消化するか、やれるところまでじっくりやって、リクエストがあれば
次のクールを制作するというスタンスか、のどちらか。
「けいおん!」「弱虫ペダル」なんてのは後者ですよね。
そして、この作品は既定路線のクールの中で、全部を消化しようと
いうスタンスに見えます。
それの弊害が、この回に顕著に出ています。
この内容を、あんなにすっ飛ばして、まるでダイジェストのよう。
余韻も感動もない。それがもう本当にもったいない。
こんなダイジェストみたいな作りを3クールも観せられるなら、さすがに
そのうち断念してしまいそうです。
-----------26話視聴後、追記です。
まあ、予想通り、3クールの長丁場で話をすっ飛ばしながら
進めているので、余韻も感慨もない流れです。
2クール終了の切りが良いここで離脱することにします。