moaimoai さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
追追追記(笑) 題名のない音楽会でOP曲「DREAM SOLISTER」が演奏されました! ※リンク先で試聴可/ 追追記原作者のロングインタビュー ※リンク付
■追追追記(笑) 2016.5.13
テレビ朝日『題名のない音楽会』2016.5.8放送回
【世界で愛されているアニメミュージックの音楽会】
にてオープニング曲の「DREAM SOLISTER」が演奏されました!
下記リンク先で試聴できます。
★番組公式サイト バックナンバー リンク★
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei_2015/sphone/Broadcast/bn-cur/
5/16(日)23:00〜23:30 BS朝日で再放送されるとのことですので、要チェックや!!(彦一)←古w
-----------------------■追追記 2016.3.30-------------------------
原作者の武田綾乃氏のインタビュー記事が昨日、「KAI-YOU」でUPされてました。ロングインタビューで読み応えあります(笑)
★リンク★
http://kai-you.net/article/26894
【『響け!ユーフォニアム』原作 武田彩乃インタビュー 今しか綴れない物語】
今春、大学を卒業し社会人となる23歳の武田氏。
・作家活動のルーツ
・自身の経験から生まれた、原作で大事にしたかったこと
・一番のお気に入りのキャラクターは意外にも…?
・物語のキーワード{netabare}「特別になりたい」ということ{/netabare}
・故郷でもある宇治の街並み
・ユーフォへの思い、そして今後
どの話もファンには堪らないのですが、
アニメ版の{netabare}久美子と麗奈の小百合といいますか、友達以上恋人未満チックな描写{/netabare}について
武田氏の思い、そしてアニメ版に{netabare}
「確かに、アニメではちょっと距離近すぎるなとは思いましたけど(笑)。」{/netabare}
と本音のチラリズムはツボでした(笑)
未読の方、興味を持たれた方はお時間あるときにでも是非是非(^-^)/♪
-----------------------元コメント 【とある高校生の青春を垣間見た】※下記に追記コメント-------------------------
■序盤〜中盤にかけてテンポがゆっくりだったのは、主人公が北宇治高校での出来事といったそれぞれの物語を「傍観者」として観ていた
それが
■麗奈の{netabare}「私、特別になりたいの」{/netabare}という言葉を聞いたことで
{netabare}「物語は自分で作るもの」という意識へと変化していく
そこで共鳴し合うように後半、麗奈と百合?と誤解されてもおかしくない程、距離が縮まっていった。
数々の伏線が未回収のまま終わったのは、1クールの限界という面もあるが
主人公が傍観者から「当事者」になったことの裏返しとも観れた
視聴者のような視点なら、そこで展開される物語や人間関係など「事態を把握」すれば良かった。
だからこそ序盤は、悪く言えば熱のない「冷めた物言い」を主人公はよく吐いていた。
しかし後半、特に12話は
今あることで「仕方ない」とある種諦めていた主人公が
今出来ることにただ全力でぶつかっていく
名実ともに主役になっていった
まとまりのないぐちゃぐちゃな感情
ただただ「うまくなりたい」と願う気持ちが圧巻の絵と共に表現されていた。{/netabare}
■滝先生が主人公に語った{netabare}「結局好きなことって、そういうものなのかもしれません」
という台詞も
無我夢中で続けて、気づいたら父親と同じ仕事をしていた。
最初から明確な理由なんてなかった。
それでも続けられたのは結局「好きだから」
この一言で主人公は「なんとなく続けていたユーフォ」が
「好きだから吹きたいユーフォ」に変わった{/netabare}
■さあ!最終話!
素晴らしい作画!!
{netabare}だけに、、、ここまで丁寧(時にスロー)に紡いできたものが
発表の瞬間〜エンディングまでの一気観せ
で余韻に浸る暇もなく終わった…笑
き、きっとこれは
全国大会への道はまだ始まったところという演出なんだ…きっとそうさ…きっと…{/netabare}
2期厳しそうな予感だが、期待せずにはいられない作品でした♪
.
-----------------------追記 2015.10,16-------------------------
〜色々リンクしてしまうユーフォの魅力〜
学生時代に読んだ本、稲盛和夫さんの『生き方』(読んだ方も多いのでは)
当時は節々の言葉を「知」として学び、現在は一つ一つの経験から「知恵」を積む日々(でありたい願望)
最近読み直した際、とある文脈からユーフォの魅力がブワッと頭に染み渡りました
以下著書より抜粋
ーー
人生とはドラマであり、私たち一人ひとりがその人生の主人公です。
<中略 >
何より大切なことは、自分の人生ドラマをどのようにプロデュースしていくか。
一生をかけて、どのような脚本を描き、主人公である自分がそのドラマを演じて(生きて)いくかということです。
『生き方』 稲盛和夫 著 / サンマーク出版 より
ーー
初めて読んだ際は、教科書的な「知る」としての理解に留まっていました。
そのことに気づいたのは社会に出てからの経験(就活含め)
視点の変化でこうも景色って変わるんだなと実感
そういった思いもあり、今作品の主人公の変化にグッときたんだろうなぁ…
と改めて感慨にひたった次第です。笑