ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
夢
不思議な魅力持った作品、
心に響いたって人もいるだろうし、
ナニこれ?ワケわからんって人もいるだろう、
感想や評価は両極端かもしれないけど、、
堕ちてゆく少女?カラス?巨大な繭?
頭の輪、羽、天使?灰羽?
羽のない普通の人も居る、町の壁?
???
序盤はなんだろうなんだろうで観てて、
そのうち疑問符はそのままなんだけど、
不思議な感覚になってきて、
夢の中みたいな感覚に近い、
睡眠の深度にもよるだろうけど、
目覚めた時比較的記憶残ってる夢ってある、
覚醒時間経つうち薄くなるんだけど、
あの夢は何だったんだろな~、引きずる感じ、
淡々と流れる物語も何故か観てしまう、
夢って、、
意図的に観るものでも観せられるものでもない、
やはりそんな感じか、、
中盤からとある事柄起点にして、
ラッカとレキ、
主に二人の少女中心に物語は紡がれる、
ラッカ
{netabare}
鳥は壁を超える事を許される唯一の生き物、
故に忘れてしまった事を運んでくると云われる、
鳥の骸は伝えるべきこと伝え指名を終えた証、
ラッカには鳥が居た、そして、
{/netabare}
この地で芽吹き他者との繋がりから実を結んだ故に、
ラッカは絡果となり、
レキ→礫
{netabare}
その者は険しき道を選び弱者を労る事で呪を濯いだ、
その神聖は救いを得るための仮初めのものであったが、
やがてその者の本質となった、
{/netabare}
灰羽が巣立つとき積み石となる古い階段がある、
その踏み石であり弱者の導き手となるもの故に、
レキは礫となる、
この作品色彩セピア調って謂われるけど、
色抜きでもフィルターって感じでもない、
中間色使って一色一色丁寧に背景も統一されてる、
音楽、特にBGM何気にメロディーがすごくいい、
主張せず且つ其々の場面とのシンクロも見事、
伏線の回収、作品評価基準としてよく語られる、
何だこれ?ホタラカシかよ、論外って人、
こういう事かも知れない、想像或いは検証する人、
登場人物そのものに感情移入する人、
十人十色どれも間違いではない、
ただこの作品、
視聴者に想像委ねるというより意図的に、
想像余地そのものに全神経注いでるような感がある、
全てのシーンが統一性維持し、
実に丁寧に造られてる事からも、
手抜きや投やり感はない、
凄いね、こんなのよく作ったものだ、
私はそう感じた。
灰羽連盟(2002年10月より1クール)
原作 安倍吉俊氏の同人誌『オールドホームの灰羽達』
監督 ところともかず氏
制作 ラディクスエースエンタテインメント
音楽 大谷幸