chariot さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
予想外に後半が面白かった。
全12話。
猫の干支娘にゃ~たんを中心としたドタバタコメディ+バトル物。
国を守る12人の干支神。
60年に一度行われるETM12で干支神全員にバトルで勝つまたは認められてもらったりしてソルラルシールを集めると干支神になれる…
猫の干支娘にゃ~たんは干支神になる為に干支神たちにバトルを挑む…
導入的にはこんな感じで、次第ににゃーたんの過去、干支神との過去や絆といった方向へ進んで行きます。
物語。
序盤こそドタバタ騒いでいるだけの作品ですが、10話からの後半戦はなかなか面白かったです。
序盤から1話1人ずつ対戦して行く形式で進んで行きますが、バトルと言っても力や技のバトルだけではないのでバトル物が苦手な方でも観られると思います。
残念だったのは9話。
{netabare}ピヨたんとの対戦回ですが、将棋の話なんです。
僕は将棋は子供の頃に遊んだ程度の知識しかなく、この回で何がどうなって勝ったのか、何が凄かったのか、掴めませんでした。
将棋に詳しい方は楽しめたようなので、非常に損した感があります。。{/netabare}
作画。
2D、3Dともに高いレベルを維持していました。
特にバトルの3DCGは良く動きますし、ダイナミックでスピーディ。
CG使うならこれぐらいやりましょうよ、ってぐらい素晴らしい出来でした。
特にラストバトルは圧巻でした。
キャラ。
まあ、とにかくうるさい。日本一うるさいアニメを目指しただけあってうるさい。
中心人物であるにゃ~たんはウザさを出すようにしているのかと思いますが、狙い通りなら大成功。ウザいです(笑)
早口で立て続けに喋るので何を言っているのか聞き取れない事もしばしば。
あまり好きになれない子ではありましたが、時々見せる優しさは日頃とのギャップで効果的に見せられていたと思います。
ちなみに猫なので鈴をつけていて、時々チリンと鳴るのが可愛かったです。
好きな干支神はシャアたん(蛇)。
話をはぐらかしたり変なタイミングでギャグを言うので会話をするのが難しいキャラ。
飄々とした感じがツボでした。
チュウたん。
{netabare}最後のデレが可愛すぎる・・・・
大原さん、頑張ってました。
やはり最強はチュウたんだと確信しました。。{/netabare}
音楽。
OPは歌い方がイマイチ好きじゃない感じでしたが、EDは好きでした。
ふとした瞬間に「じゃあね~またねと~」と口づさんでしまう中毒性もあり。
まとめ。
最後は結構綺麗にまとめてあります。
序盤のただの萌えアニメか~といった印象から考えると後半の展開は予想外に面白く、最終的な感想としては意外と当たりだった気がします。
基本的にはメタ発言ありの騒がしい日常的コメディ物ですので気軽に観ていただける作品だと思います。
どうでもいい話。
{netabare}うちの猫も呼ぶ時はにゃーたんです(笑)
本名は違うんですが、にゃーたんかにゃにゃと呼ぶ事の方が多いです。
にゃ~たんより大人しいですけどね。{/netabare}