chariot さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
12話が2種類あるマルチエンディング
全12話+ネット配信版12話+12.5話。
12.5話の放送があるらしいですが、とりあえず話は終わったので感想を。。
舞台は第十七極東帝都管理区とフロンティアストラトスという二つの並行世界。
同じであり同じではない他世界の自分がいる。
世界は融合を始め、滅びる行く未来に立ち向かう為に戦いが始まる…
(なんとなくこんな感じ?)
アーケードの対戦型ゲームを原作とする作品で、恐らく同キャラ対決の違和感を解消する意味で並行世界である設定を盛り込んだと思われます。
時間を超えるSF作でガンバトルがメイン。
問題の12話。
中盤の徹同士の決戦が分岐点。
(今後観る予定の方は読まない方がベター)
TV放送版。
{netabare}管理区の徹(黒い方)が勝者。この決戦での死者ナシ。
キューブを破壊して、日常に帰る。
謎の少女との再会の約束、年老いた徹と孫。
{netabare}少女は名前を忘れてしまったので透が「未来」と書いて「みき」と名づける。
時は過ぎ、お爺ちゃんと孫。お爺ちゃんは少女を「みき」と呼ぶ。
「また会えたね」{/netabare}{/netabare}
ネット配信版。
{netabare}フロンティアの徹(白い方)が勝者。管理区の徹とフロンティアの鏡華が死亡(?)
キューブを吸収して力を得る徹。
しずねと共に世界を支配して行く。
人の域を超えた力は身体に負担をかけるようで、あまり良い未来には見えないが…
{netabare}ラスト。管理区の鏡華、その横に青髪の青年。
…徹生きてたのか???
(正体は明かされないまま終了){/netabare}{/netabare}
とりあえずTV版がトゥルーエンド、だと思います。
しかし何故ネット版のエンドも用意したのか…
12.5話で解るのだろうか…
作画。
キャラデザが古い感じもあり、建物なども手がかけられていない印象。
女の子たちがむちむちした感があり、好みが合えば…
声優。
特に不満なし。
2役をこなせている人とどっちも同じな人といたけれど…
メインが頑張っていたように思うので○。
キャラ。
数が多く(並行世界なのでさらに倍!)個々の掘り下げもあまりないので感情移入しにくい。
片方の世界では既にいない人もいて、結構面倒…
特に必要なかったんじゃないか?と思う人物も多々…
物語。
SF作品は好きな方ですが…前半は説明不足のまま、中盤でやっと世界の置かれた状況説明を始めるも、興味を殺がれている状況での説明回は退屈に感じられました。
後半、主人公はどっちも頑固だな~と…
戦う以外に折り合いつけられそうな気もしないでもないんですけどね…
まとめ。
いつか面白くなるんじゃないだろうか。
そう思い続けて観てましたが、僕の頭では理解しがたい展開で結局面白くはならなかったです…
ガンバトルも形状的にビームが出るタイプなのに弾丸だし…
弾使いきったりマガジン装填する描写なかったよなあ…
全てはキューブの力って事でいいのかなあ…
残念ながらちょっとお勧めはしにくい作品です。
12.5話。
TV版とWeb配信版は最終話以外にも細かい違いがあった…という解説回。
うん…最初から違いがあると知らないと両方観ないし、知ってたところで大きな差もなくこの作品に2回観る労力を費やす価値があるかどうか…
円盤では両方観られる(違う箇所だけかな?)らしいので興味のある方はどうぞ・・・・・・・・。。
制作陣の面白い試みだとは思いますが・・・そこまで話題にならなかったというオチ。。