munewo さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タナトスです。
ちょっと普通とは違う視点でレビューを。
ほんとどうでもいい話です。
『果実→迷宮→楽園』の流れは原作と同じではあるのだが、原作とアニメとで一つだけ明確に違うのは『待ち時間』。
原作
2011/02/25「グリザイアの果実」発売
2012/02/24「~迷宮」
2013/05/24「~楽園」
各シリーズで約一年のインターバルがあり、続編の発表をwktkと待つわけですよ。
その焦点は「もしかしたら一姫…生きてるんじゃね?」という淡い期待。
果実の段階ではエンジェリックハウルで語られたように壮絶な死を遂げたものとして扱われており、生存を匂わせるようなものはほとんどなかった。
(地下に教授が存在することがほんの少し触れられてはいる。)
迷宮で「これ、教授=一姫では?」と匂わせる。
むしろ「いや、生きてるよね?」という信仰にも似た願望に変わる。
そしてさらに一年間お座り。
最後に満を持しての楽園で二年越しのお目見えと、我こそは三部作通しての真なるメインヒロインだと言わんばかりの衝撃を伴って帰還する訳ですよ。
地下に雄二を呼び出して邂逅。
目の前のホログラムが本物なのか訝しむ雄二の質問。
雄二「姉ちゃんの好きなものh?」
一姫(食い気味に)「雄二!!」
雄二「姉ちゃんだ…」
このシーンがアニメで流れた時には当時の心境がフラッシュバックして感動すら覚えたものです。
お預け喰らっていたからこそ得られた感動だと思うと、少しだけ違った角度で見ることができた気がしたという、ただそれだけの話です。
そういう訳で、自分の中では「一姫の、一姫による、一姫のための三部作」ということで結論づけられておりまする。
どうでもいいね、ごめんなさい。