どらむろ さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ユルい絵柄の、だめっこ男子たちのショートコメディー
約4分のショートコメディー。全24話。
主要5人組は「音の精霊」で、落ちこぼれなので単位もらう為に、色々とがんばるのであった…。
ゆるい絵柄と雰囲気で、かわいい精霊男子たちが毎回トラブルに巻き込まれたり、仲良く過ごす感じ。
話は特に面白くもつまらなくも無いのですが、だめっこ精霊男子に萌えを感じられるならば、悪くはないショートコメディーなのでは。
どちらかと言うと女性向けと思われますが、男子が観ても(箸休めとしては)楽しめました。
{netabare}『物語』
全般にユルい雰囲気で、可愛い男の子たちが色々と課題をクリアしたりする。
のですが、特にシリアスは殆ど無く、安心して気楽に見ていられます。
毎話、4分でそれなりに起承転結はしっかりしている回もあれば、かなりカオスな回もあり、それなりに楽しめました。
5人は音楽の精霊として各々欠陥を抱えていて色々と悩みつつ、友情で成長していく…
というマジメな側面も、ほんの僅かながらあり。
4分では特に物語は盛り上がらないけれど。
ホワイトノイズ様(世に雑音を満たそうとする、本作の悪党ポジ…だが全然良い人)一味登場してからは、ホワイトノイズ一味のキャラ萌えも加速。
主人公格のチャイコ(どんな楽器もポヨヨ~ンとしか鳴らせない)が勧誘されたりで色々とドラマ…がありそうでいて、特に無かったり。
ホワイトノイズ一味と対決するシリアス…と見せて、全然シリアス感は無いので終始ユルい感じでした。
18話の、音符の卵?的なモノを育てる話が一番よかったです。
ちょっぴり良い感じ。
終盤の超展開あるも、特に伏線回収せずに終了。
ホワイトノイズ様の過去とか、2期フラグ?と思わせないでも無いラストでした。
総じて
4分枠で、ゆるい雰囲気で男の子たちの呑気な日常を淡々とお楽しみ頂くショートコメディーでした。
殆どキャラ萌えアニメなので、ストーリーよりも、キャラが大事です。
『作画』
マスコットのようなゆるーい絵柄。
一般的な良作画からは外れるが、作風に合っているので問題なし。
ゆる可愛い感じ?
『声優』
主に俳優や、俳優畑の新人声優が中心。主要5人とも、本作が初主演の模様。
キャラや作風には合っていたのでは。
ホワイトノイズ様の浪川大輔さんのセクシーボイスが中々。
教頭先生はまさかの山口勝平さんでした。
『音楽』
ED「コーヒーが飲めません」は、ひたすらコーヒー飲めないよぉ!な歌でした。
男の子たちのあざとい可愛さ出ていたので、まあ良い感じなのでは。
ショートコメディーとしては、親しみ易いです。
『キャラ』
全般にユルかわいい男子たち。女性教師と教頭先生も。
真面目な優等生だけど、どんな楽器も「ポヨヨ~ン♪」としか鳴らせないチャイコ君が一番可愛かった。
他もそこそこ個性派というか、マイペースな感じ。
ホワイトノイズ様は面倒見が良くてかなり良い人でした。
一味は悪ぶっている割には、甘えん坊であざとい可愛さあり♪
デキル君も憎めない奴でしたw
4分枠の割にはキャラは結構立っていたように思えます。
箸休めに流し観ていたショート枠でしたが、最終的には、そこそこ愛着湧きました。{/netabare}