紗和 七味 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
他の作品と比較出来ない面白さ
原作未読。
他の作品とは全く違う作品。「会議に物議を呼んだ問題作。」と銘打たれそうな独特な作風だった。しかし、面白い。
では評価について。
◯物語
何かを語った瞬間にネタバレになる(と思われる)ので、何も語れない。ともあれ、全11話の使い方も他作品と違う。多少テンポが悪いと思われるかもしれないが、最終話まで見てから判断していただきたい。
◯声優
「私」役が最高だった。申し分なし。
◯キャラ
どのキャラもいい味がでてる。煮詰まっている。
◯作画
コレについては評価が分かれるかもしれない。個人的にはありだと思う。
このアニメは「私」の語りが全てであるので、そこのバランスを取った結果だと思う。
◯音楽
EDテーマが癖になる。頭から離れない。
◯総評
ネタバレをせずに書いた結果、何も評価基準が伝わらないひどいレビューとなってしまった。すいません。
このアニメは他と何が違うのだろうか。それは、他のアニメが戦闘シーンの作画やキャラの作り込み、といった所に中心があるのに対して、この作品は語りに全力を注いでいる。言い換えればその他要素が語りの魅力を引き出すために作られていると思われる。
アニメを見ている感覚よりかは、噺屋が語ってる感覚に近い。
1話の主人公最初の語りに聞き惚れた方はこの作品に向いてると思う。