ムッツリーニ さんの感想・評価
2.7
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
政治的キャスティングは悲劇しか生まない
本来深夜的なノリであるにも関わらず夕方5時の放送、しかも同時刻に同社サンデーで連載中の高橋留美子原作「境界のRINNE」があり、どちらも見てほしいはずの小学館としては意味不明なスケジュール。主役級のレギュラーキャラクターに異様なほど下手な新人と、ED曲にはその新人が所属するアイドルグループ。
もはや猿でも気づくレベルの露骨さがもういっそ清々しいですよね。
何か掴まされたのがアニプレなのか小学館なのかは知りませんし興味もありません。政治的な決定が現場レベルでは覆せないのは仕方がないし、この作品に関わったスタッフに罪はない、と思いたいです。
ただ断言できるのは、こういった政治的な行いが作品にとってプラスになることは絶対にないということ。それは今回声優に挑戦されている彼女の経歴にとっても同じことです。
と、作品その物の評価と関係ない所で長文を打っても痛々しくてアレなのですが、前述の新人さんが担当される主人公の妹の登場頻度がかなり高く、声質も印象が強すぎるので、そこに引っ張られて作品全体の評価が下がっている事は否めません。
まぁ、原作の方は面白いらしいので、そちらはそのうち読んでみようと思います。