ポール星人/小っさ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
意外と古風な巻き込まれ系リアルロボット路線というか
事前情報ゼロで見始めましたので、ちと意外でした。
ガチでリアルなSF独立戦争物と勘違いしてましたんで。
・・・・超雑に言うと、ダグラムみたいな設定を期待してたら、実態はレイズナーだったみいなw
あくまで設定の話です。別にレイズナーと展開同じとは言ってませんので(汗)
古代の超文明のおかげで優位に立つ火星側と、15年も前に一度接触してるにもかかわらず対策をろくに整えてない地球側という関係に見えますが・・・
火星でエライ代物見つけたって事も、それ以前に知ってそうなもんですけどねぇ。そんなに地球側って無策でおバカなの?という違和感若干感じました。作中でそれらの詳しい背景説明って無かったような。
私の把握漏れかもしれませんのでご容赦を。
という事で観始めで調子狂ったのは事実ですが、私の勝手な勘違いであって本作の内容自体は私らオッサン世代でも意外とスンナリ受け入れられる定番な内容で特に違和感も無く最後まで観れました。
今時のロボット物はスゲェという感慨も無かったですけどねw
貶してる様な事ばかり書いてますが、ハードの絶対的劣勢を洞察と戦術で切り抜けてく主人公パイロットという設定は、昔のロボット物に有りそうで実は無かったもんで心地いいですね。
火星のお姫様と地球・火星の両主人公ってのも、私が好きな類の話では無いですが今時の作品としては悪くないと思います。
なんで火星側の凄さしってる地球側のカタフラクトの主武装が75mmの徹甲弾と榴弾なの?とかロシアの地球側基地の入口にデューカリオンが余裕で入港してたけど、なんであんなバカでかい入口が都合よくあんの??とか個人的に気になるとこ有るんですが、きっとそれらしい設定は有るんでしょうし黙ります(汗)
なんか私はディスり気味ですが、お姫様も丸っとした可愛らしさでイイですし艦長と副長の掛け合いも面白いです。メカデザインも両陣営のテクノロジーの差を上手く表現したデザインですし、悪くない作品だと思います。
2期でおぉぉぉおぉと唸っちゃうの期待して、続きも見てみようと思います。