どらむろ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
巨乳&ガンアクション&必殺仕事人。お話は期待薄です
巨乳美女がビキニ姿でバイク乗りながらスタイリッシュに悪を討つ。
必殺仕事人系のアクションアニメですが、世界観やストーリー面ではあまり期待できないです。
話は中途半端ながら、主要キャラのドラマは最低限纏まっているので、美少女のアクションを淡々と楽しめるならば、見所が無くもないかも。
酷評気味ですが、かろうじで楽しめたです。
{netabare}『物語』
法で裁けぬ悪党をやっつける、近年だと「アカメが斬る!」の系統なんですが、主人公側がどんな組織か?巨悪の正体は?
等々、全10話では殆ど明かされないので、全体のお話はよく分からんです。
成敗される悪党は絵に描いたような腐敗した悪、テンプレ過ぎてリアリティー乏しい。
まあ、フィクションだからそれは別に構わんのですが、全般に幼稚で薄っぺらい感じが拭えないです。
主人公側もボスから「悪を切除せよ」と命じられて淡々と戦うので、イマイチ正義としての爽快感にも欠ける。
その為か、この手の系統の醍醐味である(悪党ぶっ殺された!ざまぁみろ♪)なカタルシスが殆ど無い感じ。
悪党も悪というよりは狂人の類、薬物や拷問シーンは、胸糞悪いです。
…と、全般の盛り上がりには欠けるのですが、個別キャラのストーリーは後半はそこそこ良かったです。
主人公達は瀕死の淵から組織ボスの禁断の手術で蘇った者たち、各々が抱えるトラウマや葛藤を乗り越えていく展開は、キャラクタードラマとしては良かったです。
ただし、あくまで内輪のドラマであり、正義と悪との戦いには全然関係なし。
総じて
凄くつまらない、ワケでは無いのですが、面白いかと言われると微妙でした。
主要キャラの感情や関係には一応の区切りは付いているので、中途半端ではあるも、その点は評価。
気になるなら原作読んでね♪という10話枠毎度の締め方でした。
最終話に温泉シーン持ってきたのは評価w
…また、活劇としては悪くは無い点が、救いでした。
散々酷評しといて何ですが、最低限は楽しめたです。
『作画』
巨乳美少女や美女がスタイリッシュに活躍する活劇、として見れば、中々です。
アクションシーンは悪くないように思えました。
バイクでの疾走感や格闘も中々。
あと、拷問シーン等がえろいです。けれど悪趣味でもある。
『声優』
赤羽根健治さん久々の主役キャラ、地味な主人公故に目立ちませんが悪くは無かったような。
近藤唯さんは「トランスフォーマーアドベンチャー」の豪腕ちゃんことストロングアームの人でした。
全般にまずまずでしょうか。
『音楽』
主題歌はそこそこスタイリッシュかつ雰囲気合っており、かつ歌詞にタイトルの一部挿入している点は評価。
『キャラ』
主人公はクールだが地味であまり印象に残ってない。
過去の経緯や覚悟の決め方など、ドラマは最低限伝わった。
ヒロインは微妙にラブコメもあるが中途半端。
ロリっ子アイドルが一番可愛かった。
敵がテンプレな狂人ばかりで全然印象に残らない。
正義感に燃えるベテラン刑事は良いキャラだったが、完全にカマセでした。{/netabare}