こたろう さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
百合はユルい
ユルくて百合です、はい。
まんま、タイトルどうりの作品でした。
中学校の「娯楽部」なるワケのわからん怪しい部活のメンバーが、グータラしている様子を描いた日常系。
特に何をどうするという目標があるわけでももなく、思いついた事を楽しんでいるだけ。時系列も季節感もバラバラです。
12話で終わりますが、これ、続けようと思ったら永久に続けられる作品ですw
百合ワールドですから、男性は登場しません。
大人も先生が一人出るだけで、あとは全員女生徒です。
この非常に限定された構成員しかいない世界での出来事なので、女の子同士のカップリングになるのは必然というもの。
フツーに、ごく自然に、誰が誰を好きっていう恋愛をコメディタッチでかいています。
別にエッチな事をするわけでもないし、マジな恋愛劇でもないので、百合だといっても嫌悪感は感じません。カワイイものです。
日常系なのでストーリーはありません。
しょーもない事をやってボケ倒す連続。振られるネタはユルいですが、進行はそれ程ユルくなく結構サクサクと進みます。
ギャグとして、普通に面白い。
基本的にキャラのネタ、お約束ネタで笑いを取るスタイルです。
明るい色調の絵柄で、可愛らしいまん丸い目のキャラデザインが特徴です。
OPやEDはインパクト大な電波ソング。
昨今の萌えアニメとしてのツボはちゃんと押さえられています。
まーともかく
「\アッカリ~ン/」
「ゆっりゆっらっらっらっら、ゆるゆり♪」
この2つのフレーズが頭から離れなくなるのは間違いありませんw
これは製作側の狙いどうり、成功してると言えるでしょう
ユル~い日常。ライトな百合。おバカなギャク。
これらがお嫌いでなければ、オススメできる意外な準良作でした。