退会済のユーザー さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
タイトルなし
ヘタレな主人公が数々の戦いを経て、ついには創造主の一歩手前まで成長するという、王道バトル漫画。
初めはミステリー物を装うことでカノン登場まで読者に「これは推理漫画だ」と信じ込ませた。
その手法に対する評価は高い。
主人公、鳴海歩はあらゆる点で自分を上回る完璧超人、鳴海清隆を兄に持つ。
親の愛も、さらには意中の人まで兄に奪われ、歩は彼に対して強烈な劣等感を抱いていた。
そんな折、清隆は「ブレードチルドレンの謎を追う」と言い残して失踪してしまう。
それから数年、高校生になった歩の身辺で奇妙な事件が多発し始める。
それらの裏には、ブレードチルドレンと呼ばれる異能者がいた。彼らに関わっていくうちにちらつく清隆の影。そして来日する最強の二丁銃使いカノン・ヒルベルト。
手りゅう弾にマシンガン、爆弾、猫耳と、あらゆる兵器が用いられた彼との死闘の末、ついに明かされる真実――なんと鳴海清隆は造物主が生み出した至高の生命体(天使みたいなもんか)だったのだ。
清隆には対になる負の存在、ミズシロヤイバがおり、本編開始前に血で血を洗う激戦を繰り広げていた。
その時の戦いでヤイバは清隆に殺されたが、彼の残した因子だけは残っていた。
それこそがブレードチルドレン、ヤイバの血に呪われた子どもたちである。
そこで期待されたのが神≒キラ清隆の弟である歩であったのだ。
要するに偶像の理論ってことですね。
果たして歩は神の弟としての力を覚醒し、立ちふさがる困難を打ち破っていけるのか?今、運命の螺旋は回りだす! ……うん、あのね、このあらすじには一つの嘘も冗談も含まれていません。
マジで。いや、本当に。信じられないでしょ?俺も信じられない。