刹那F さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
PAの最高傑作
結論から言わせてもらうと、これは神アニメだった。
1話冒頭は高校時代で始まるのだが、突然3年後に切り替わった瞬間、これは面白くなると確信したのを今でも覚えている。
3話になる頃には、現場の雰囲気など、どっぷりハマってしまった。
1クール目が最終話(12話)はこれ以上ないほどの神回で、これ以上のことがこれから先の話であるのか、と疑問にも思った。
だがしかし、SHIROBAKOはそんな自分の考えを見事に裏切ってきた。
平岡の登場で現場に波乱が起きた。
特に、20話の円と平岡の言い争いは、とても大好きなシーン。
自分は人間味溢れる平岡が結構好きなキャラの1人でもある。
2クール目でもっとも印象に残っているシーンと言えば23話のあのシーン。
心に染み入るものが自分にもあった。
全体を通して見てみると、アニメに対する見方が大きく変化したように思う。例えば、スタッフを気にしてみたりとか、簡単に批評できなくなったのが大きいかな。
このアニメは、社会人に近しい年齢の人ほど理解できる作品だと思う。
アニメ制作をテーマにしているが、社会人としての共通した感覚があるようなので社会人こそ理解できることも多いのだろうと思う。
逆に、中学生だとか、高校生だとかは、SHIROBAKOに面白さを見出せない人が少なくないかもしれない。
自分は社会人ではないが、なぜか理解できることも多かった。
(これを書いてる時点では、自分は大学1年)