「ラブライブ!school idol project(TVアニメ動画)」

総合得点
87.1
感想・評価
3118
棚に入れた
13455
ランキング
171
★★★★☆ 3.9 (3118)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.7
音楽
4.2
キャラ
4.1

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ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思いやりに満ち満ちた優しい部活物語

物語:4.0 作画:4.6 声優:3.5 音楽:4.6 キャラ:4.8 【平均:4.3】                           (76.5)
物語:4.0 作画:4.5 声優:5.0 音楽:4.8 キャラ:4.8 【平均:4.6】第2期                       (85.8)

ジャンル        :アイドル、学園
話数          :1期:13話、2期13話
原作          :矢立肇、公野櫻子(原案)
アニメーション製作 :サンライズ
監督          :京極尚彦
シリーズ構成     :花田十輝
脚本          :花田十輝、子安秀明(第1期)、京極尚彦(第2期)
キャラデザイン    :西田亜沙子、室田雄平
音楽          :藤澤慶昌
主人公声優      :新田恵海
OP1期         :「僕らは今のなかで」作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 森慎太郎 / 歌 - μ's
ED1期         :「きっと青春が聞こえる」作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 高田暁
                             歌 - 各回μ'sメンバーのうち数名

参照元         :Wikipedia「ラブライブ!」
公式ページ      :http://www.lovelive-anime.jp/

【あらすじ】
 秋葉原と神田と神保町という3つの街のはざまにある伝統校、音ノ木坂学院は統廃合の危機に瀕していた。学校の危機に、2年生の高坂穂乃果を中心とした9人の女子生徒が立ち上がる。私たちの大好きな学校を守るために、私たちができること……。それは、アイドルになること! ラブライブ!公式ページ「ストーリー」冒頭

【特徴】
①学園、部活(アイドル)
②歌
③キャラ立ちが兎に角良い
④歌のシーンで半分程度3DCG
⑤ユーザー参加型企画による作品

【特徴の補足】{netabare}
①μ'sは音ノ木坂学院に通う9人で結成されたアイドルグループ。物語の本筋は"アイドル活動の宣伝効果で廃校の危機を回避する"こと。そして"部活立ち上げからの1年間の活動"を描く。因みに本作は2期構成であり、活動内容は濃いめ。
②本作は多数の挿入歌があり、長所である。使用されるのは主にライブシーンだが、それ以外もある。また回によってED曲を歌うキャラクターが異なる。
③主な要因は3つ。1つ目は9人其々"異なる性格"であること。2つ目は"1人以外メインとなる回が最低1話以上ある"こと。3つ目は"声優の演技"が特徴的であること。2つ目についてはキャラクターの素性が明らかになったり素顔を見ることが出来るなど、キャラクターに厚味を与える回となっており、サブキャラ化を回避しているように思えた。因みにメインとなる回が無かった1人は、ストーリーに十分絡み影が薄くなるということは無かった。3つ目の声については滑舌が悪かったり、棒読みの演技や体格に不釣合いの甲高い声など強い違和感を感じるが、却ってそれがそのキャラクターを強く意識させる為、結果的にキャラを引き立たせることに一役買っていると感じた。
④昨今積極的に取り入れられる3DCGだが、本作もそんな作品のうちの1作。使用されるのは歌のシーンのみ。因みに上記の"半分程度"に誤解の無い様に補足すると、カット毎に異なるという意味が含まれる。間違っても体の一部が手書きで残りが3DCGということではない。3DCGの感想としては体の側面から見ると違和感があるという程度。キャラ毎の動きは腕の動きや表情など微妙に異なり、違和感を感じさせないよう工夫していると感じた。
⑤雑誌『電撃G's magazine』、ランティス、サンライズの3社合同によるユーザー参加型企画によって『ラブライブ!』は完成した。この様に特殊な経緯によって出来た本作はユーザーの意見が大きく反映されているのが特徴。しかし、初見では通常のアニメ作品との差は分からない。{/netabare}

【総括】
 大まかなストーリー展開は部活ものの王道展開となり、特別驚く出来事はありません。しかし9人で歩む部活動はとても温かく、感動出来るストーリーになっていました。また、個人的には3DCGの採用がアクセントとなり記憶に残りやすく、良い映像演出だったと思いました。曲に関しては多数登場するのでアイドルソングが好きという方には満足の行く内容になっていると思いました。


【思った事・蛇足】

●見せる部分・見せない部分
見せる部分は9人の活動のみ。
その為通常であれば見せるであろう展開は綺麗に省かれている。
なので限られた尺を出来るだけ多く9人それぞれのエピソードに割り当てた構成が
非常に潔く洗練されているように思えました。



●キャラクターデザインに関する雑感
強く興味を引くデザインでは無いように感じた。
と言うのもパッと見では各キャラの違いは髪の色と目の色程度しか分からない。
身長はほぼ同じ、体型も似ている、おまけに顔の輪郭は同じであり頭の大きさもほぼ同じ。
極めつけは没個性に貢献してしまう制服。
これでは何も知らない人が興味を引き付けられる訳が無い。
だから私は何でこんなにも似通ったデザインにしたのか不思議でならなかった。


しかし
いざ観始めるとキャラクターの見分けが付けられるよう
じっくりと各キャラの違いを探し始める。
そしてその僅かな違いに気づく。
こんな具合に邪な理由で嘗め回すように観ているとやたらとキャラに詳しくなってしまい
なんだか巧妙なトリックに嵌ってしまったかのような不思議な感覚に陥ってしまった。


根拠は無いが中毒性が高いのも
こんな理由から来ることなのかもしれないと
そんな仕様もないことを考えてしまった。

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ある方のプロフ画像が可愛く
話題性のあるラブライブのキャラと知り
興味が湧いたので視聴。


結果
「こんなに良いアニメだったとは…!」
ってなりました。
もっと早くに観ておけば良かったです。


しかしこんなにも温かい話だったとは予想外でした。
もっとスポ根に近い展開かと思ってましたが違いましたね。


以下期毎の感想。
1期:面白いというより、楽しい気分になる作品だな。
2期:狙いすぎな感動展開が臭いけど感動したな。良い作品だったな。
大雑把ですみません。


物語は何度か伏線を張るのですが
そんなに長く引っ張らずに回収して行くので
徐々に次回への引きと期待が強くなりました。
それから
物語展開は現実的というよりは夢のある展開でした。


それから後1つ
触れておかなければならない事柄としては声優に関してですが
この事に関しては慣れました。
というより
キャラにこの声しか有り得ないと思えるほどに
声優達がはまり役となっていました。
1期と2期の評価の差は以上の理由に依るものです。


最後です。
私はレビュータイトルの通り
思いやりに満ちた温かい物語と感じたので
温かいストーリーが観たいという方には良い作品になるのではないかと思いました。


●グラフ[物語の転機が分かってしまう可能性あり※ネタバレ注意]
1期 http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-38.html
2期 http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-39.html

投稿 : 2015/06/07
閲覧 : 417
サンキュー:

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