12番目の狐 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
主人公の愛称は?→①げすっち②えろっち③もぶっち
お気に入りの作品で2周目の視聴です。
○概要
今年度から晴れて女子高生になる主人公智子。
彼女はいわゆる残念系喪女。
自前の方向性を間違えてる羅針盤と虚しい努力、どこから湧き出てるんだという底なしポジティブシンキングを用いて孤軍奮闘する様を視聴者がにらにら時に胸痛めながら見守る学園ブラックコメディ。
■原作『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』漫画/谷川ニコ(ガンガンonline)
■動画制作/SILVER LINK.
■監督/大沼 心
○こんな人におすすめ
・単純な笑いも好きだが皮肉とか社会風刺とかも好きって人
・自分も黒歴史があってそれを笑い飛ばせる人
○見所
・色々とこじらせちゃってる喪女子高生が残念で不憫な青春を送る話。
・ヒロインにあるまじき行動多数。(嘔吐、下ネタ、ビ○チ発言連発)
・なかなか際どい行動と思考なのだが周りが優しいのではらはらしながらももこっちを見守ることができる。
・なんだかんだでもこっち可愛い。
・パロが豊富(進撃・はがない・日本昔話・君届・狂ってるそれ褒め言葉ね等々)
・中高生のリアルな一側面をエッジの効いた切り取り方で魅せるその設定と物語に焦点が当たり勝ちだが実は音楽もいい。ギャグにふさわしい間の抜けた心がざわつくBGM。うまくOPやEDと本編をリンクさせた演出。詐欺OP。色々な意味で切ないED。音楽も楽しみの大きな一つ。
○主な登場人物
■黒木 智子(くろき ともこ) / もこっち
声 - 橘田いずみ(きった いずみ)
ゲスい。喪女。ゲロイン。
痴漢されたいとか男に優しくされたいとか思う割りに実際そういうことになると途端にびびってしまうチキンさん。
勘違いが甚だしく行動力もあるがどうあがいても残念なので見守りたくなる。
思考行動発言が完全におっさん。
時々モブ色になる。
■成瀬 優(なるせ ゆう) / ゆうちゃん
声 - 花澤香菜
もこっちの中学時代の同級生であり唯一の友人。
中学では地味だったが高校デビューを無事果たした彼氏持ち。
巨乳でスタイルが良く優しく美人。
もこっちがどんなことをしでかしても友達でいてくれている。
■黒木 智貴(くろき ともき)
声 - 中村悠一
もこっちの弟。もこっちと同じように目のしたにクマがあるのだがもこっちと違って、仲間が多く女子がお見舞いに来るような中学生男子。
こじらせていない普通の男の子。
もこっちの無茶な要求でいつも被害に遭う。
○もこっちの迷言動集
{netabare}
・親友ゆうちゃんの制服姿(ミニスカニーソおぱいぷるんぷるん)見て
「これあほんま勃起もんやでえ(声に出てるしゆうちゃんにも聞こえてる)」
これでも友達付き合い続けるゆうちゃんすごい。いいこ。
・ゆうちゃんと一緒に買いに行った可愛いパンツをハンカチと間違えて学校に持っていってテスト返却時どうどうと汗を拭きクラスメートに目撃される。
たまらなくなって女子トイレに立てこもりパンツを逝っちゃってる顔で引き裂く。
・パンツで汗拭きを目撃された帰りに気分を変えるため18禁BLゲーを買うと福引の券を貰う。
引くと電気マッサージ器・・・てか健全なとこで売ってるデ○マ。
この組み合わせは誤解されるなあと思いつつも部屋でゲームしながら肩をそれで刺激。
気持ちよくて寝る。
父がお土産を渡しに部屋に入ると動くデ○マと寝るもこっちデスクトップの画面いっぱいに全裸の男のイラスト。
お父さんは静かにデ○マの電源切ってもこっちを姫抱きでベッドへ。
優しさが痛い!!!
・初めてピンプリ撮ってとっても不気味な仕上がりに。
一緒にプリ撮りにいってくれなかった弟の部屋のカレンダーポスター壁天井に自分のピンプリ貼りまくる。
・文化祭で完璧なまでの疎外感を感じたもこっちがクラスメートを逆恨みして呪う内容。
「あいつらの来世はうんこに転生しろ。うんこからのうんこの転生を繰り返せ」
・もこっちの文化祭に遊びに来てくれたゆうちゃんに抱きつかれて興奮して。
「相変わらずメスの臭いぷんぷんさせやがって!折角だしケツ触っとくか!!」
何の折角だよ。
{/netabare}