もあにめ♪ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:今観てる
ちょくちょく変わっていくシチュエーション。
すでにテレビ東京 (かつての12チャンネル、今の7チャンネル) でのオンエアーを終えている 「ディズニータイム」 の中でやっていた、キム・ポッシブルというハイスクール・スパイ・アクション・シリーズを思い出させてくれます。もうかなり昔のことになりますね。ちょうど、スパイ・キッズという映画がヒットしていたころだったと思います。あこがれのハイスクールライフもテーマとしている、ポップ・ミュージックな感じのキム・ポッシブル。人の目にふれにくい、世界の万物、および、オーバーテクノロジーで生み出されてしまったクリーチャーとのやりとりが見られるのが、エシカル (ethical)、つまり、生き物としてあるべきルールをヒーローたちに考えさせる、もしくは、見ている人たちにもフィードバックしていくのが、ウェブ・ウォーリアーズでしょう。ほとんどのパートでSF映画さながらにシリアスです。いくぶんコミカルなカットもふくまれていますが、どちらかといいますと、ユーモラスといったほうがしっくりくると思います。よく学のあるいいまわしがされています。万物のお話にもどしますが、さまざまな生き物 (わけあり。かくされたポテンシャルがある。) がミッションチームにスカウトされたり、すでにバトルシップのクルーだったりします。ほかのマーベルタイトルもアクション、および、人や動物からの 「目からうろこ」 な教えがあったりで楽しいのですが、ウェブ・ウォーリアーズほど、目をまわしてしまうようなスピードを感じさせることはありません。まちがいなく、今やっているアニメの中では、トップクラスの動きをしています。グリーン・ゴブリン (オーバーテクノロジーからできてしまったクリーチャー。もともとは・・・。) のあとにつづき、いろいろな時代に (Rock'n Roll が大きなトレンドになりつつあったころのアメリカに、スパイダーマン2099 (未来のスパイダーマン) がでてくる、空飛ぶマシンだらけになっている "The Fifth Element" のような世界、そして、スパイダーガールのほうがより大きなパワーをもっている世界などに) ワームホールで飛んでいく、4つのエピソードが楽しいです。