名瀬 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本格推理…ではない
“終戦”を迎えたばかりの近未来の東京。そこでは、探偵業が流行らなくなった代わりに、メディア王・海勝麟六が膨大な情報量と優れた頭脳を生かして、幾多の難事件を解決していた。しかし、実は麟六の推理には裏があり、それをあぶり出すのが、「最後の名探偵」を自称する結城新十郎と、その相棒・因果。世間からは、「敗戦探偵」と言われているが、それでも2人は力を合わせて、様々な難事件の解決に挑むのだった。
坂口安吾の原作を独自に解釈したアニメなので原作とまったく一緒!とはならないのでほぼオリジナルストーリーとして見たほうがいいです。
最初はよく分からない言葉や設定が多くて見にくいなとおもう人が多いのかと思いますが、是非3話まで見て欲しい。たしかに劇場版ありきのアニメではありますが…
何が良かったってセリフとキャラと声なんだろうなと。
セリフはどこか哲学的でインパクト、含蓄あるところがいい味出してました。
また、因果を演じる豊崎愛生さんのイメージって「けいおん」の唯ちゃんなど明るくほのぼのした印象が強かったのですが、大人バージョンの因果の魅力はすごいです。
中盤までは因果のキャラを説明するような展開。後半からはいいキャラもどんどん出てきますし話も加速していくのでぜひ。