青陽 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
con affetto
来世では 古典部でもSOS団でもなく吹奏楽部に。
ジョイナスしたいっ!
「笑ってコラえて」で密着ドキュよくやってたっけなあ
あれは強豪校を取材してたから部内オーディションも当たり前で練習もハードだった
青春と音楽→最高。
ベネベネベネベネベネベネベネベネベネベネベネベネベネベネベネベネ
ディモールトベネ!
思い、人間性の表れる音楽と多感な思春期との組み合わせは抜群!
そんな作品の中でも今作は特に音楽と真っ直ぐ向き合っている。
音楽に特別な思いがある人ほど楽しめる作品。
何かしらの演奏を聴いて感涙したことがあるくらい音楽が好きな人なら、絶対に楽しめる作品。
もし音楽に縁がなくても、青春を謳歌した人ならたまらなくなる作品。
坂道のアポロン
けいおん!
四月は君の嘘
のだめカンタービレ
等
いくつか音楽に関するアニメを観てきて、そのどれもがお気に入り作品だけど
ユーフォはそれらより更に好きかも…好きだ!(武男感)
そう、思い返せば1話の冒頭
中学時代のシーンで
私の心はすでにがっつり掴まれていたのです。
高校生活が描かれたアニメは数多くあるけど、吹奏楽部をテーマにしたことは無かった…だろう。メジャーな部活だけど、それゆえにやっぱり人数も多くなるし人の数だけ楽器も増えるしで描くのは大変そう…。
それをあのクオリティで、ってのは京アニだからできたことだと思う。
京アニ作画のおかげでモブ含め部員みんな可愛いし、すげえ…本当すげえよ京アニ!としか言えない。
ただでさえ可愛いのに、みんな全力で頑張っていて、その姿は更に美しく輝きを増している。「ちはやふる」や「バンブーブレード」を見たときも感じたけど、真剣(ほんき)って美しい…!
その輝きを表すように楽器も景色も全てきらきらとしていて。
声優選もよかった!
メインを張る新人声優たちがそれぞれはまり役。
麗奈のモヤモヤを吹き飛ばすときの叫び、久美子の自然体な演技、はづきの純真無垢さ、サファイアの情熱も。彼女たちを演じるのは彼女たち以外に考えられない。
脇を固める声優たちもこれまた はまり役!
いろんなアニメで声を聞いてきた人たちだけど 他のアニメのキャラが思い出されることもなく、完全にそれぞれの人間性に寄り添っていた。
一回目ストーリーを楽しむ
二回目 見逃していた微妙な表情の変化、画面の後ろのモブキャラなどを楽しむ
三回目 風景や楽器などにも注目して見る
四回目 BGMに意識を傾ける
…って感じでエンドレスエンジョイできそう。
けっきょく物語に魅入ってしまうのが容易に想像できるけど(笑)
以下、ユーフォの情熱に負けないくらい熱い感想、もとい愛の告白。
きらきらどっきゅん♪
{netabare}
サファイアちゃん…!?
いやでも宝石だし、めんまよりはいい…かな?(混乱)
「サファイアじゃなくてみどりです!」
これがキラキラネームの悲劇か…音楽好きやアニメ好きな人だけでなく、これから親になる人にも見てほしい…かも。
みどりちゃんは可愛くて名前負けしてないからまだいいけど。
音楽にかけるまっすぐな想いや性格の良さはまさに宝石!きらきらしています。
1番友達になりたいタイプ!
プラネテスが好きなのかもしれない。
うん、「さ」まではいいんだよね。音が優しいから女の子の名前に合ってると思うし。さきとかさゆとかいろいろあるのに何で「さ」の後にFireを持ってきちゃったかなあ…ダルシムもびっくりだよ。
大人になったら改名しそう?
でもいつの日か気に入るかもしれない。自分の名前を嫌がっていたブルマだってけっきょく子供に下着の名前つけてたし。
{/netabare}
はづきラブストーリー
{netabare}
体育会系らしいまっすぐさ、彼女自身の純粋さ、楽器初心者らしい初々しさ、そしてショートカット✖ヘアピンが魅力的なはづきの初恋。
楽器運搬で重い楽器を軽々持ち運ぶ男子力を見せられて少しときめき
(楽器運び手伝ったことあるけど、あれは女子力じゃキツいよね)
男友達と談笑している姿に見惚れ、
電車を降りたときにふらつき、たまたま支えられる運命的な遭遇と
お互いオーディション頑張ろうな!
の言葉で胸キュン
8話であがた祭りに誘い、いい雰囲気になるも直球玉砕。
おいおいおい、全国のはづきファンを敵に回したぜ( ゚д゚)
今後、彼はマッピの手入れに気をつけたほうがいい。
…いや久美子が好きならしょうがないんだけどね。ただ、幼なじみの女の子、男の子、男として見ない説、ありますよね。
ん〜、告白はもうちょっと親交を深めてからでもよかったんじゃないかな。(大和ちゃんみたいに)もう少し距離縮めようとしたり、こちら側に気持ち振り向かせるためいろいろできただろう。
でも
初めての恋だから駆け引きなんて知らない、できない。駆け抜けるような恋心もまた高校生らしさか。
恋だけでなく、チューバにも強く情熱を傾けたいから早く決着をつけたかったのかも??
どこまでもまっすぐなはづきに幸あれ!
↑「時間かけたりそういうことしても結局変わらなかったと思う」って次の話で本人が言ってた。けど、真っ直ぐな葉月ちゃんがちょっと思わせぶりな態度を取ったりしたら彼は落ちる。と思う。少なくとも視聴者は落ちる。私は確実に落ちる。
[追記]書き忘れてはいけなかった!
チューバとのラブストーリー
「一緒に帰る友達居ないの?」と言われても
「高校に入ったら新しい友達作って新しいことをいっぱい楽しむんだ〜」
と屈託のない笑顔で語る少女。
そんなはづきと吹奏楽との、楽器との初めての出会い。
どこか冷めていた久美子さえ当てられたまっすぐでキラキラした姿。
初めて音が出せた喜び。ああいう気持ちはね、かけがえないよね。初心はほんと忘るるべからずだわ。
彼女らしいまっすぐな心でまっすぐにチューバと向き合う。
初心者なのでひたすら基礎練の日々(大事だけど)
チューバの音かっこいいんだけど低音でブォーンブォーンてずっとやってたら、まあそりゃモチベさんも俯くよ。試しにソロギターの曲のベース部分だけ弾いてみたけど…うん、楽しいし為になるけど、合わせずにこれだけずっと繰り返しやってても、うん……。
初めて合奏したときの感動
自分のていおん!が支えとなりハーモニーに繋がる実感
まさにtutti!
はづきが改めてチューバに、吹奏楽に、音楽に恋した瞬間。…いい!ほんと葉月ちゃんはいい役割を果たしてたよね。
緑ちゃんにももう少し焦点当ててほしかったけど、彼女はぶれない情熱と強さがあるからなぁ。
{/netabare}
おけ理論
{netabare}
いやいや
あんな指遊びするより
楽器やってたほうが絶対楽しいじゃんよ
ホルン隊!
部の方針が定まったとき
滝先生に いいですか?と聞かれて
最初に返事したのは高坂さん。
逆に3年生がいちばん反応遅かったのは印象的だった。
きょねんのいざこざ
…やる気ある子が辞めちゃうのがね(´・ω・`)
やる気ない子は特に辞める必要も理由も無いわけだよね。
のだめでもそうだったなあ。
オーケストラ団員は違うオケに行けるけど、吹奏楽部高校生だとそうはいかないし。辞めた子は今どうしてるんだろう?
雰囲気変わって、やる気に溢れる部活になったって知ったらやりきれない気持ちになりそう…。
戻ってこれればいいのだけど…。
→7話で触れる
{/netabare}
好感度は滝登り
{netabare}
やるなら絶対に本気で!とか押し付けないで
方向性は生徒に任せる。
好感度は気にせず正論ズバズバ
→熱意の矛先となる
悔しさをバネに
生徒の思いをひとつに
持て余していたエネルギーをフル活用
・基礎を固める練習指導でフォロー
小さな目標の設定と音が一体になる達成感
→できたら褒める、しかし調子には乗らせない
・生徒たちにいちばん必要な言葉を必要な時にかけられるタイミングイケメン力もあり!
…すばらしい有能っぷりです。おまけにイケボ。しかし
はづきちゃんが
イケメンだよね?と周りにふっても微妙な返事ばかりだったから、ルックスはそこそこなんだろう。かっこいいけどね
高坂さんが北宇治に行ったのもあの先生が着任すると知ったからかな。指導者の影響力は大きいし。
出会いはトランペットの教室か、プロの演奏家である父繋がりか。
変わっていく部の雰囲気
誰だって夢中になれる何かを欲し、夢中になることを望んでいるものさ。
何事にも真剣になれないまま生きるには人生は長すぎるし、それじゃ寂しい。
環境によって人は大きく変わる。環境は大事だ、特にまだ定まっていない ぶれやすい中高生の場合は…。
マエストロ 生徒たちを導く彼はまさに「先生」と呼ぶに相応しい先生です。言い方きついときもあるけどね
{/netabare}
夏紀待ち
{netabare}
やったね!全国の夏紀ファンの同志たち
5話にして 喋るようになったよ!久美子グッジョブb
高坂さんに自分の思ってることを言えた高揚感から、勇気を出して先輩にも話しかけてよかったよかった。
あの人は杏子ちゃんに似てる。ツリ目&ポニテとか完全にどストライクです!
(8話では大前ちゃん呼びする仲になってるし!!)
久美子も初日だけじゃなくて
ずっとポニテにしてくれてよかったのに。下ろしてても可愛いけど
…憂にしか見えない問題があったからかね
ポニテで言えば
マーチングのときのあすか先輩はポニテ美人
あすか先輩、美人であの性格って最高じゃん。素であれなのか、皆のために少し道化らしさを演じているのか、、どちらにせよ唯一無二のムードメーカー
そしてモブ部員もみんな可愛い、やばい、いちごちゃんや瀧レベルがごろごろ居る。
・楽譜係
雑賀頼子←美人!
たぶんピッコロ担当
編み込みヘア可愛い
・2年のオーボエちゃんも可愛い
→マドンナLOVEな優子ちゃんにあがた祭り誘われてたけど断ってた、ってことは…!?
名前は鎧塚みぞれ というらしい。原作だと2巻で活躍するらしく、これはもう健気に二期を待つしかないっしょ
・大柄で無口な男の子とフォローする優しい女の子…チューバ夫婦いいなあ、と思ってたらやっぱり付き合ってた!祭りのときの初々しさがたまらない
そんな魅力的な部員たちとともに練習を重ね、ついにやってきた初舞台マーチング
水色の悪魔
モデル校と補色関係になってるのかな
しかし、北宇治の衣装も可愛い!マーチング衣装の可愛さは間違いなく優勝候補。歴代京アニ作品の衣装で見ても恐らく優勝候補。
立華の圧倒的パフォーマンスに部員が怯んだところで高坂さんのトランペットが響き渡る。相変わらずここぞというところで鳴らしてくれる。まさに花形、孤高のエース。彼女はポジション的に流川っぽいよね。
そうして緊張がほぐれ、滝先生の粋な激励があってからの
最後のマーチングには鳥肌!
ちょっと泣きそうになった
かっこいいというか勇ましい、勇ましいよライディーン。
楽器の輝きは心の輝き!美しい光の反射
さすがに周りの風景までは映らないけど、TVアニメでそこまでしたら変態レベルだから問題なし。
→7話で葵の顔が写り込んでいた
{/netabare}
そして次の曲へ…
{netabare}
自分の意識と彼女の意識
中学最後のコンクールのときのやり取り
あの会話がずっと引っかかっていたのはそれが久美子の心を揺さぶったから。
ダメ金でも満足した
泣くほど悔しくなかった
泣くほど真摯に音楽に向き合っていなかった…?じゃあ私はなんで…
そんな違いを見せられて
ふと遠い場所に行きたくなったのかな
でもけっきょくは運命が彼女を吹奏楽に導く。
みどりの音楽への情熱
はづきの音楽との出会い
久美子は悪く言えば流されやすい、よく言えば素直で感化されやすい。
新しくできた友達の姿を見て音楽への気持ちを再燃させられる。
初めて音を出せたときの回想と、書き込みがいっぱいの楽譜を眺めるシーンは
観ているこちらも胸が熱くなった。1話から静かに熱かったんだよね
そうして気づけば彼女はまた吹奏楽部に入ってユーフォニアムを手にしていて…。
また、麗奈と再会してモヤモヤを解消できたのも大きいね。
麗奈と会えなくても、あの記憶は時と共に薄らいでいっただろう。だけど、それはきっと心の奥底でしこりとして残り続ける。青春のほろ苦い思い出として、ずっと。
麗奈はストイックにひたすら高みを目指しているから気にしないだろうけど。
音や想いに当てられて影響されていく主人公。
いいよね、成長途中な感じ。
なんかわからないけど、がむしゃらに取り組んで、気づけば夢中になっていて。それが青春。
新しい場所で、全て始めから。
表の理由は制服、でも無意識の内に
変わろうと、変わりたいと思っていた。何かを変えたい…
そんな心の変化が起きたのはあの会話があったから。
もし久美子がトイレにいる友達に報告しに行っていたら、きっと北宇治ではなく皆と同じ南宇治高校に通うこととなっただろう。
過去との対話により
望んでいたのは新しいスタートだと自覚する。そしてもう始まっていることも。
サンフェスで中学の友達に会う機会があっても過去には戻らない。
未来がどうなるか、本気で全国を狙いたいかもまだはっきりしていない。
ただ今を生きる。変わりつつある今を。変わり続ける今を。
そうして次の曲が始まるのです。
くみことれいな
久美子が話すとき
家族や幼なじみと、友達とで声のトーンが変わるのはリアルで好き。
考え方もけっこう現実的だよね。
性格悪いっていうか、思わずマジレスしちゃう子なんだね。
彼女の前で宝くじ買ったら
「えっ、本当に当たると思ってるの?私だったら美味しいお菓子買うなぁ いやゴメン!そうじゃなくて〜…当たるといいよねっ」とか言われそう。可愛い
皆が表面上取り繕ってあははうふふと仲良く輪を作ってる姿に辟易していた麗奈。
そこに出くわした久美子。良くも悪くも思ったことをつい口にしてしまう彼女は周りのザク子とは違い、そんな久美子に麗奈は興味を抱いたのであった。
人は自分を映す鏡。
素直というか隙というか、久美子は本心がわかりやすいから相手として安心できるところがある。褒めるときはお世辞ではなく本音、悪いことも口走った後謝るくらいの本音。
だからついつい周りの子たちも素直な感情を出してしまうんだろうね。
同じユーフォでもどこまで本気か底が見えないあすか先輩とは対極の存在。
8話では
ひょんなことから一緒に出かけることになって久美子と麗奈の距離が一気に近づく。
山登りは人と人を打ち解けさせる。
夏祭り回かと思ったら、まさかのヤマノススメ!
最初はドキマギしてたのに、本心をさらけ出して
ついには
「…なんかエロい」
「…変態」と軽口を叩き合えるように!山登りって素晴らしい。
高坂「私が変態って言うとこばっかリピートして見てるの?…変態」
高台に着いてからのやり取りは
何故か悪の華を見たときと少し似た感じを受けた。
可愛さはぶっちぎりでこっちの勝ちだけど。
人と同じじゃつまらない。私は特別になりたい!
可能性に溢れる若者が思うこと。
そこから
普通じゃつまらない→普通が一番だよ、と言うようになったら良くも悪くもその人は普通の大人になったということ。
麗奈は
ただ普通でありたくない、と思うだけでなく、特別になる努力を本気でしている。
本当の特別になる人と
意識高い系で終わる人との違いを確認できた。
愛を見つけた場所
ありふれたLOVEではなく特別な愛を奏でて、幻想的な時間を共有した二人は親密になるのです。しかし、これは百合ではありません。百合は好きですが、これを百合と言ってしまうほど愚かではありません。恋愛感情とはまた違う、崇高なる愛。
あまりにも話が合う異性を恋人にしてしまうのはもったいない、と感じるのと少し似ているかもしれない。違うか。
{/netabare}
北宇治吹奏楽部の過去
{netabare}
卒業した先輩たちと今の2年の衝突。きれいごとを並べてそれっぽい言い訳、ってのはどこの世界でもあるよね。
練習しようと言われてガン無視は酷い。話し合いの余地が無いんじゃあ、そりゃ辞めるわな。
葵ちゃんやマドンナは間に立って辞めないように説得してたんだね。
そういう姿を見てるから下級生は二人を慕ってるんだろう。
4、5話を観たとき私が感じた気持ちは葵ちゃんも同じだったようで。
楽しくやれればいい方に手を挙げたのはアリバイ作りだと彼女は言ってた。
それは受験を理由に辞めるときのためのフラグ建てであり、また
辞めてしまった子たちに対する申し訳なさもあったのだね…。
辞めると宣言したときはきっぱりした顔だったが、その前のカットでサックスに映った表情は悲しそうだった。まだ迷っていたからか、楽器の曲線でそう見えたのか、それとも隠している本心なのか…。
本当にそこまで吹奏楽好きじゃなかったのかな…でも誰もが情熱を持ち続けられるわけじゃなし……
葵から晴香への質問の答え
部長はきっと「好き」だよね。なんだかんだ言って続けてるし
あすかが部長に向いてるように見えるけど、責任感とかいろいろ考えるとけっきょくは彼女がベストだと思う。
メンタル弱くてもそれは優しくて真面目だからだし、彼女が頑張ってるからあすかも飄々とした感じで上手くフォローできてるのだし。
褒めるところが他に無くてとりあえず優しいと言われる人と、本当に優しくて心から言われる人は違うよ。
良いところありますよ!って後輩にフォローされて何処が?他には?とか聞いちゃうのはあかんけど。たしかにもうちょいメンタル強化したほうがいい、けどその弱さも可愛らしい。
→10話で成長が見られた。
「よしがんばれ晴香お前がやるっきゃねぇぞ」と小声で自分を鼓舞するシーン好き!
そんな等身大な女の子たちの中で、まさしくアニメキャラらしい強さをもっている あすかに皆が惹かれるのは当然。
でも彼女は何でも1人でこなせちゃいそうだし、周りに頼れるタイプのほうがリーダーに向いてるかも。
要するにはるかわいい!cv.早見沙織ってのが真面目さというか彼女らしさを増長していると思う。部員の中でもかなり好きな子。
いや、彼女だけじゃない。このアニメはキャラがみんな魅力的ですごいな。
見た目はアニメの美少女キャラだけど、中身は現実にいそうな女の子っていうギャップがいい。口癖とか属性とかあまり記号的じゃないほうが可愛いのかもしれない(とツンデレ好きがほざく)
でも、こういう共感しやすい登場人物の出るアニメの方が心に響くのは確か。
パーリー前夜といい
部長と話してるときのマドンナさんはマジエンジェル!あれは天使
だ、一緒に芋食べたい…!
豆腐メンタルになって、弱ってるところを慰められたい…!
夏紀先輩から
去年 先輩が完全に無視してた、って話を聞いて
サファイアはづきの二人が驚き→怒りの表情を見せる中、久美子は終始眉が下がりっぱなしで瞳は潤んでいた。
中学時代、吹部の先輩に無視されたんかな。楽器歴が長くて先輩よりユーフォ上手くて反感買っちゃったのかな?(´・ω・`)
そこらへんにも久美子が少し捻くれてしまった原因がありそう。
{/netabare}
オーディション
気づけば手汗
握りしめ
{netabare}
迫り来る緊張感!
オーボエの彼女は合格したのだろうか?
→してた!
ガッツポーズと涙、光と影
(自分の合否より気になる彼を心配するはづきちゃん可愛い)
泣くほど悔しい。
高坂さんもそうだったけど、それだけ真面目に向き合ってきた証しなんだよね
…最後に悔しさで泣いたのはいつだったかなぁ
夏紀ちゃんは三井のように過去の無駄な時間を悔いていそう…。
オーディション時間が長かったってことは合否の判断に苦労するレベルまで腕前が向上していたのかな。惜しかったんだろうなあ
来週は久美子のトラウマ、先輩との確執くるのかなあ…いや、中川さんに限ってそれは無いだろう。トランペットは…不穏かもしれない
10話 夏紀ちゃんはやはり天使だった!やはり天使だった!!や は り 天使だった!!!
これ以上揚がるはずないと思っていた好感度。限界突破の高揚感
アンニュイでクールな感じかと思ったらすごく明るくていい子。楽譜に書いたメッセージも可愛い!!
久美子の中学時代のトラウマは消えた!
夏紀にチョコシェイク10個奢ってあげたい!
そんなまじヴィーナスな夏紀先輩とは違い、他の部員たちは疑心暗鬼…練習もグダグダ、滝さんもイライラ
今回の件も前にあった色々もそうだけど
すでに特別な あすか先輩 は
人間関係のいざこざはどうでもいいのかな
音楽を、ただ音楽を。余計なことは気にしないでひたすら音と向き合っていたい。そんなタイプ
私のアニメやあにこれに関するスタンスはあすか先輩に似てる気がする
…やばいぞ、このままじゃ響かないぞ!と思っていたら
叱咤激励 精神論だけかと思われた軍曹先生が素晴らしい役割を果たす。
彼女の言葉が無かったら次の曲が始まらないバットエンドになっていたかも…。
来週は公開オーディションで決着をつけるのか
特別になりたい高坂さんの運命やいかに?
…いや、ほんと一話一話の中での起承転結 上げ下げが巧みだなあ
繋ぎ回がない。今回なんてストーリー的には溜めの部分に当たるはずなのに…熱い、熱い!
11話〈再オーディション〉
…おいおい、いったい何度目の神回だ?(11回目)
とりあえず先に
誰もが思ったこと→耳元フッてされたい…!夏紀先輩まじエンジェル!
「オーディション落ちたくせに」って憎まれ口叩かれても
真っ直ぐ見据えたまま「わかってるよね?」と言葉を繰り返す夏紀先輩がイケメンすぎる!!!!!
自分のことより後輩のこと。自分が1年のときに辛い経験をしたから、そこは決して譲れない。
それは優子ちゃんも同じ。わかってるからこそ香織先輩に吹いてほしい。だから恥もプライドもほっぽり出して麗奈に対してど直球に頼むことしかできなくて…
二人とも誰かのために本気になれる素敵な子なのですよ。
初めて出会った時・出会ってからの時間の違い
それは人も楽器も…
ずっとあの人を見て、一緒に過ごしてきたから貴女の思いを知っている。
この楽器と長く寄り添ってきたからあなたをより響かせられる。
前回、音楽は嘘をつかない。と言っていた…そう、つかないしつけない。
わざわざ呼び出して頼んだってことは優子ちゃんも本当はわかっている。だけど割り切れない。
オーディション前に香織先輩のところに行っても、先輩としての顔しか見せてくれないのが切ないね。上手い言葉もかけられなくて。もっと近づきたい、少しは本音というか弱さも見せてほしいんだろうな…
香織がそれを見せる相手は同い年で3年一緒にやってきた晴香。
なんでも見透かしているようなあすかに、友達に、尊敬する演奏者の見透かす一歩先を行きたい そんな自分を見せたい …青春だね。ここで映る空のカットがたまらない!
それと
めんどくさいねって言い合ってるときの喋り方がとても可愛かった。
この二人の関係性いいね。見てて一番ほんわかする。
場所は変わって久美子と麗奈
こちらも青春。久美子が愛の告白という台詞を言い返すところなど会話内容も良かったが
光と影の演出も素晴らしかった。
なんだかんだ言っても高1の少女。部の雰囲気が悪くなったこともあるし、優子にもお願いされたりで、自分がソロを吹くべきか不安もあっただろう。
柱の陰となる場所で久美子に話しかける麗奈と
日なたで真っ直ぐに麗奈を励ます久美子。そうして会話を交わした後
日の当たる場所にて
「負ける気なんて全くないから」と強気に言う麗奈。いつも通りの、いつも以上にキラキラした高坂さん。
久美子は特別を目指す少女の特別な存在になっていますねー。
才能と努力と経験と意志と
マドンナ先輩の演奏はたしかに上手いなーと思ったけど、高坂さんの演奏は…聞いていて少し鳥肌が立った。
高らかに響き、流れるように滑らかで、麗らかなその音
部員の皆もわかっている、けど香織先輩のことを知っている上級生は戸惑って…
演奏後、率先して高坂のほうに拍手する久美子。
・どちらも選べない多数の部員
・部の方針を決めるとき
とは対照的。成長してるね!
(あっけにとられてたけど素直に良いと思った高坂さんの方に拍手する葉月ちゃん可愛い!)
香織先輩もわかっていたんだろうね。自分が年功序列の被害に遭ったから後輩に同じ思いは絶対にさせたくないだろうし、でもだからって自分自身に納得できなくて…。必死で練習して、自分の限界を、今の全てを出し切って、それでも届かなくて、でもベストを尽くせたから自分に納得できて…
切ないね、青春は切なさを秘めている
今回の名言
香織「上手じゃなくて、好きなの」
…あんな回想見せられたらもうたまらないよ!
万事に通ずる真理。
好きこそ物の上手なれ
初見では当然 久美子サイドで追っちゃうけど、2回目に優子ちゃん視点で見たら思わず貰い泣きしそうになったええいやあ
今までの話でも節々で香織先輩がまじエンジェルだってわかるから…
そりゃ麗奈もやりにくいって思うよね
でも、これで誰もが納得できる形で次の曲が始められるのです!
{/netabare}
[祝]12話、12度目の神回!
{netabare}
いろいろ語る前にひとこと!トッタカタッタカ走る夏紀ちゃん、まじエンジェル!犬猿の仲とは何だったのか
……
…
うだるような暑さ、それに負けじと煌めく情熱
作画も物語も、もう何もかもがTVアニメの域を超えているんじゃないかと感じるほどの濃厚さ!
作画班さんが鼻血を出して倒れてないか心配です。
身体的熱中症と精神的熱中症
これまで
葉月も夏紀先輩も香織先輩も
いろんな人たちが
真っ直ぐに向き合って、それでも叶わない…そげん姿が描かれてきた。
そして今回は久美子の番。
音に厚みを出すため、急に任された他楽器のパート
超人あすかさんはさらっと吹きこなすが、久美子は苦戦。美しい音はイメージできるけど実際に奏でるのは難しい、んだよね本当…。
たしかに連符で運指やブレス大変そう…よほど難しい箇所のようで滝先生にも大丈夫か尋ねられて、でも
絶対に吹けるようになってみせる!と熱く誓う。すっかり熱血主人公
暑い中でも、休まずにずっと練習して
本気で本気で、本気で月に手を伸ばして
特別を目指して
彼女と同じように上手くなりたくて
でもやっぱり月は遠くって…
突如として突きつけられるガチの戦力外通告、びびった…けっこう月に近づけてたと思ったんだけどな
本気でぶつかって
でも叶わなくて
本気で悔しくて
くやしい悔しいくやしい…!うまくなりたい上手くなりたいうまくなりたい上手くなりたい!
冷静で、あれだけいろいろ気にするタイプだった久美子が人目もはばからず走って、大声で叫んで、ぼろぼろと泣いて
ようやく、あのときの麗奈の気持ちを理解して
そんな姿見せられたらこっちまでウルっとくるじゃん。
(中学のときに先輩から妬まれたことも彼女を冷めさせる要因の一つだったのだろうけど)
久美子が冷めていた理由が今回でわかった気がする。
お姉ちゃんの演奏する姿に憧れてユーフォを始めたのに、姉は受験を機にあっさり吹奏楽を辞めてしまって…その事はけっこうなショックだったのだろう。
しかし、北宇治に行って久美子は変わった。
そんな彼女とお姉ちゃんとの会話が秀逸だった。
姉「今のうちから勉強やってたほうがいいよ。音大行くわけじゃないのに吹部続ける意味あるの?」
妹「好きなの!私はユーフォが好きなの!!」
大人になって 先を考えた損得勘定をするようになっている姉と
全力で今を生きる妹。
余計なことをあれこれ考えるようになるにはまだ早い。今はただバカになればいい、青春は夢中になれることに全力で向かえる、それが一番いい。
将来がどうなるにせよ、この経験はきっといつまでも彼女の大きな支えになるでせう。
そして最後の最後まで魅せてくれる!!!
ケータイ忘れたな〜とは思ったが、こう繋げるとは!
滝さんによるフォローがあったのは本当に救われた。
・「好き」は大事だってこと
・久美子の熱意がちゃんと伝わっていて、先生がそれを信じてくれたこと
・「関西大会のために」→もはや当たり前だけど、先生も本気で全国を狙っている!そして皆なら突破できると信じてる
それだけじゃない。
・葉月とみどりはとても心配してくれたし、麗奈も何度も電話してくれていた…
・ユーフォくんがついにガチャに登場→しかも一発GET!
もう、何もかもが嬉しい!
舞い上がる高揚感がこちらにもはっきり伝わってきた。
うわあ、来週で終わっちゃうのか…白箱に続いて、終わってしまうのが本気で寂しいと感じる名作がよくもまあ続けて出てくるものだ。
寂しいほど幸せだ。
来週で終わってしまうのが本当に惜しいけれど、、仕方ない。地区予選で終わりかな?最高の演奏を待っています。そして関西大会編も期待!
{/netabare}
さよならコンクール
{netabare}
タイトルが不穏な意味にも取れるので若干不安だったが、素晴らしい最終回だった。
テンション上がって皆と一緒にはしゃいじゃう滝シード先生かっこかわいいし
最後まで夏紀先輩まじエンジェルだったし
他の皆も天使みたいに輝いていたし
なにより、彼らの演奏が響いた。
チューニングも始めの頃とは全然違う…!
当日の朝、楽屋、舞台裏の緊張感、そして眩しいほどの舞台上とそこから眺める暗い客席…あの描写はたまらない。どんなにどきどきしててもあそこに立って奏で始めたら全て吹き飛ぶ。
演奏を聴いていて 溢れ出そうになる はづきちゃんの感情…わかりすぎるほどにわかる。悲しいんでも嬉しいんでもなくて。耳から心、心から眼へ。良い音楽を聴いたときの反応。
ただただ音楽による感動。
わざわざ言葉に表して説明するのも野暮なくらい、というか言葉にならない純粋な感動。
その感動をもたらしたのは
想いの乗った音
その音をもたらしたのは
本気で叶えたい願い その熱意
音楽は嘘をつかない
モノローグで久美子が思っていたように
期待しなければ落胆もしない。
でも落胆がない代わりに希望も喜びも薄れてしまう
凪のように穏やかであっても、心が平坦になってしまう
響かない人間には響かせられない。
彼女は、彼女たちは響かせられる人間になったのだ。
金賞→関西大会出場→私たちの曲は続くのです!→OP曲吹奏楽ver.
…なんですか、これ?
流れが神すぎませんか??
久美子たち北宇治吹奏楽の演奏はもちろん、「響け♪ユーフォニアム」が完全に金賞です!
京アニスタッフはじめ今作を作るに携わった全ての人が金賞です!!
白箱を観終わって、しばらくこれほど響く作品には出会えないだろう…と思っていたのに
いきなり次クールで出会えてしまいました。幸せです。
続きの曲も楽しみに待っています。
口に出さないと願いは絶対に叶わないんだよね!
{/netabare}
公式サイトも見逃せない!
それぞれの楽器の音色を聴けたり、部員全員のアイコンが入手できたり。
各話スタッフコメントも必読。
特に最終話の監督のメッセージは…良い!
たしかにユーフォを観ていてあの日見上げた空を思い出した
今でも思い出せる
たしかに青春を感じたあの空
♪メモ
サントラのボリュームすごい!
海兵隊
ライディーン
愛を見つけた場所
三日月の舞
↑絶対この曲弾く学校増えるよね!
他にも作中に登場した曲全て網羅
指導前と指導後ver.
OPED TV版ブラス版も収録
それでお値段3500円…何ですか、これ?(DM)
ハイレゾ版試聴したけど、楽器一つ一つの音がクリアに聞こえて音の層が厚みが臨場感が舞い上がる高揚感がー!
これは…すごいすごいすごい!
麗奈のトランペットも完全収録、サントラを聴いて改めて思い出す名シーンの数々。
説明によると、部員たちの演奏と区別化するためにBGMでの管楽器の使用は避けたそうだ。
たしかに北宇治がまだ下手な段階でBGMだけはキレッキレの演奏されてても違和感ありそうだし。
うん、どうりで、吹奏楽アニメにしては
ギターの音色が素敵な曲が多いなーと感じたわけだ。
アコギとピアノの青春感!
彼女たちの繊細な心の動きが美事に表現されていた。
指導前と指導後
続けて聴けることにより
その違いが誰の耳にも明確に!
このサントラを聴けば
1話の演奏で目を輝かせていた素人の新入生たちもわかるはず。
音酔いしそうな演奏から気持ちの良い合奏に…滝先生すごい!いや、しゅごい!!
続けて聴いていくと…
!!?!?!?
三日月の舞 香織先輩ソロver.
が入ってる…!(´;ω;`)
おいおい、なんて粋なはからいだ…
やべえ さっそく優子ちゃんに伝えないと!
なんかしらの特典ついてそうなCDとクオリティ高いハイレゾ版、うわ どっち買おう…?
(良いものを見せて聴かせてもらったユーフォに対する
せめてものお礼の宣伝なり)
〈用語メモ〉
ソルフェージュ
リップスロー
腹式呼吸
→循環呼吸
純正律
倍音
ドラムメジャー
スーザフォン