runa21 さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
個人的コナン映画史上・・・
あくまでも個人的な感想でしかないのですが・・・
正直今回の映画は、
コナン映画史上1・2を争うほどの・・・駄作だと思います。
まだ、上映中なので、
どこがどう駄目だったのかはっきりとは言えないのですが、
コナン史上?もっとも謎解きと犯人の動機がいい加減でした。
コナンはエンタメに力を入れているとはいえ
ミステリーなわけなのですから、
やっぱりもっとも盛り上がるべきシーンは
犯人を指名し、アリバイを解き明かすところだと思います。
犯人の指名やら、証拠やら、犯人の動機やら・・・
衝撃的なまでに適当でした。
「え?それでいいの?」
探偵としてのコナンが生かし切れていませんでした。
この物語を考えた人は、
コナンよりも怪盗キッドの方が好きなのかな?
怪盗キッドも嫌いではないのだけど、
これはあくまでもコナンの映画であって、
コナンが主役でなければならないということを
忘れないでいただきたい。
そしてコナンは探偵であり、
この物語がミステリーであることは暗黙の了解である。
犯人の動機があれで納得できるはずもないし、
犯人に突き付けた証拠がアレなのも納得できるはずもない。
ただ、唯一ゴッホの向日葵の絵については
かなり詳しく説明されていて、
損保ジャパンに向日葵があることを初めて知ったし、
見に行ってみたいとも思った。
ゴッホの絵を紹介する映画としては
とても素晴らしい出来だったと思うのだけど、
コナンの映画としては駄作としか言いようがない。
毎年楽しみにしているだけに、
もったいないと思った。