みのるし さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
石原監督の足フェチがさく裂した快作でしたw
見終わってからずいぶんとたってしまったのでええ加減忘れまくってはいますけども、今思い出してもうまいことできてたなぁと感心することしきりなのであります。
ようするに何となく音楽やってた女の子がいろいろあってガチでやるようになるハナシなんですが、そおゆうとなんやらよくある話なんですけども、その『いろいろ』の描写にやったら説得力があって油断してみてるとたじたじになります。
あのブラバンの顧問のセンセがすごいのか、バンドメンバーがすごいのか、部活の規模がすごいのかなんなのかはわかりませんが、途中からみんな目を三角にして完成度の高い演奏を目指してがんばります。
これはいったいなんなのか。
ずーと考えてみたんですけどわからずじまいで。
ただまあ思うことは一生懸命何かに取り組まないような子供を作るのはこの世界は残念ながら素晴らしいと言わざるを得ないとゆうことを体現できる大人がいないからだとゆうことでしょうかねぇ。
あきらかにブラバンの顧問のセンセは生徒たちを理不尽なまでに煽ってた思います。それはあのブラバンの顧問のセンセがこのバンドを一番にする!なぜならこのボクが顧問だからだ!と静かにイキまいていたからにほかないわけです。
そんなバカ教師の下で音楽なんかできるかい!とボクが学生なら絶対あの部活はやめてます。北宇治高校の生徒のなかにも辞めていった先輩らがいた思うんですが、ボクなんかはその派に属します。
でも頂点を目指すと決めたからには(とゆうかあれは決めさしたんですけども)完成度の高いプレイをするためにやらなあかんこと、またはやめなあかんこと、必要な人、必要でない人、等々ドラスティックに遂行していかなあかんとゆー意志が生徒らの中にも必要なわけですが、それを子供らの意識に植え付けるのは酷だなあと。
だけどもそこを大人が躊躇したんでは、やっぱりこの世界は生きるに値する素晴らしい世界なのだと言えないと。
しっかりせいよ大人!
この子供たちの生きざまを刮目してみよ!
・・・とゆーのは大げさですが、まあそんなふうに感じました。
それにしても石原監督は絶対足フェチですよ。
涼宮ハルヒの消失の時も思いましたけど、この人足に芝居させるのがホントにうまい。
足の動きで周りで何が起こってるのか、その人の心情はどんななのかとかがわかる。これはすごい演出力ですよ!!!
・・・よっぽど足が好きに違いない。