missing31 さんの感想・評価
2.3
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
子供騙しのエロアニメ
最近、九井 諒子の「ダンジョン飯」「竜の学校は山の上」などの
ファンタジー漫画を読んで、ファンタジーものに対する認識が変化。
(ここでいうファンタジーモノとは、物語根本が空想世界という意味。
SAO等は現実の人間がプレイしている仮想空間なのでファンタジーとしない)
ちょっとだけ期待していたが観るだけ無駄だった。
まず、この作品の一番悪い部分は、ファンタジーモノであるのに
現実世界(リアルワールド)の概念であるパラメーター、ステータス、
レベル、スキルなどが日常会話で出てくる事。一度しかダンジョンに
入っていないのに「うわー!敏捷が30も上がったよ!!」といった感じ。
つまり
「キャラクターの成長を描かず、数字で省略している」のである。
では何を描こうと言うのか。他に主題があるのか?
無い。
基本的に恋愛モノである。
主題は主人公の成長と、その恋愛模様、気持ちの動きである。
にも関わらずその成長過程、心の動きを手抜きしている。糞アニメである。
更に、エピソードのこじつけ感が半端無い。
説明するのも疲れるくらい、重要エピソードがこじつけである。
秘密の鍵を探しているというイベントがあったとしたら、
5秒後にコソコソ話している奴らを発見して盗み聴きしたら
秘密の鍵の話をしている、こういった感じである。
下らないテーマに、取ってつけた様なエピソードと設定の数々。
醜悪なエロ要素、チープな演出。どれをとっても観る価値が無い駄作。
ファンタジー物でオナニーしたい小学生にはいいかもしれない。