catcher さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.0
作画 : 5.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
ビー玉越しに覗くアニメ
アニメオリジナル作品。
そもそもこの作品は物語だったのだろうか?
本当にビー玉越しに観ていたような気がするアニメだった。
◯未来の欠片
これ必要だっただろうか?
だって最後まで何のことやら解らない。
これによる伏線を何一つ回収しない。
なら、こんなファンタジー要素入れないでただの青春群像劇にしといてほしい。
◯唐突な当たり前の孤独
結局、解決されてないでしょ。ダビデ君はもう存在意義がわからなかった。仲良しグループに波乱を起こし、ママンに連れられ消えていく。
主人公にとっては一夏の淡い思い出。他のキャラにとっては一夏の苦い思い出。
◯メガネっこの百合属性
もうね。破綻しすぎだよ。
だってこの設定のおかげで友達の恋路を邪魔するわけだ。それだけならまだしも、自分に好意を寄せている男を利用して。
この子は物語の根幹に関わることもない。(どこが根幹だったのか定かではないがw)
では何故このキャラは必要だったのだろうか?
全く以て謎である。
結局、このアニメは何を描きたかったのだろう。
仲良しグループのドロドロ昼ドラ的展開?
少し不思議な経験を共有する二人の甘酸っぱい恋模様?
若者達の必死に生きる眩しさ?
私には残念ながら理解出来なかった。
最後に、主人公の声優さんはまだまだ修行が必要だと思う。あの演技力で主役を張られては敵わん。