cross さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ISの戦闘シーン以上に印象に残るのはパワフルなハーレム設定!!【総合評価:74点】
2011年冬に全12話で放送された作品。
12話のほとんどが主要キャラクターの登場に当てられてしまったのが残念。
物語はISよりもパワフルなハーレムアニメと言う印象でしたが、まぁお色気多様は無かったので楽しく見ることが出来ました。
個人的にお色気多用してくるラブコメは苦手なもので……
この作品の見所のひとつ、ISでの戦闘シーンはCGの出来栄えにムラがあったように思えます。
綺麗な場面は本当に素晴らしい出来でしたが、時折雑に感じる点もありました。
雑に感じる点もあると述べましたが、総合的にはISでの戦闘シーンはスピード感もあって迫力もあって良かったです。
しかし、この作品はISでの戦闘シーン以上に印象に残るのは、ラブコメとしての要素ですね。
主人公、織斑 一夏が女性にしか起動させることが出来ないインフィニット・ストラトス。通称「IS」を起動させてしまう。
世界で唯一ISを扱える男として、IS操縦者育成学校IS学園に入学すると言う設定からスタート
つまり、学校には主人公以外には男が居ないと言う事もあり、もう純粋なハーレム設定。
そして、登場するキャラは毎度主人公に惚れる展開、どうしようもない位に露骨なアプローチをされながらも主人公はその好意に気付けない鈍感ヤロウときました!!
主人公に好意を向ける主要人物五名については、どうもその待遇に大きな差があるように思えましたね。
篠ノ之 箒 、セシリア・オルコット 、凰 鈴音
この序盤に登場した三人はどうも後に登場する二人に押されて目立ち切れなかったのが残念でした。
セシリアと鈴については、序盤では珍しい主人公の一夏と同じ、自身専用のISを所持していて、一夏との戦闘もあったので見せ場はありました。
しかそ、箒はこの物語で一番重要なISをラスト2話まで所持していないとあり、どうしても目立たないですね。
そして、シャルロット・デュノア とラウラ・ボーデヴィッヒ、この二人は待遇が良い!!
まずISの操縦技術が、ヒロイン5人の中でもトップ
この二人の登場、紹介に当てられた話数も多く、どうしても印象はこの二人に偏ります。
第九話の臨海学校の回、12話中で最大のラブコメ回でしたが……
もう完全にシャルロットとラウラ以外は印象に残りませんでした!!
シャルロットは終始癒しの可愛さ、ラウラは初々しいが堪りません!!
まぁ、自分自身がシャルロットとラウラを支持してるので、他のキャラが印象に残らなかったのかもしれませんが……
でも、主要キャラ全員に共通し、声優陣は好きな方が多かったですし、マッチしていました。
OVA『恋に焦がれる六重奏』については、ISでの戦闘シーンは皆無です。
ですので、本作のISでの戦闘以外、つまりはこの作品のラブコメ要素が好きな方には必見ですのでそちらも是非ご覧ください。