Baal さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
Team『Little Busters!』 さあ、行こう。野球をしに、あの空の下で・・・
Keyが制作した恋愛アドベンチャーゲームを原作とする
作品です。全26話+番外編1話、原作未プレイ
直枝理樹は幼馴染の棗恭介、その妹の鈴、それから井ノ原真人、
宮沢謙吾と共に全寮制の学校に通っていた。彼らは昔、何者かを悪に
見立ててそれを成敗する正義の味方である「リトルバスターズ」を
結成し、色々なことをしてきた。そして就職活動に出向いていた
棗恭介が帰ってきたのだ。そこで理樹はまたこのリトルバスターズの
メンバーで何かしようと持ちかける。リーダー・恭介は近くにおいて
あったボールを拾い上げ
「野球をしよう。・・・・チーム名はリトルバスターズだ!」
と言うのだった・・・
Key作品はまだアニメの世界に浸かることなく表面を撫でていただけ
だったのをどっぷりと引き込んでいった作品です。
それからほぼ一年経ってまた自分の1つの原点に帰ろうと思い、まだ
見ていなかったKey作品であるこの作品を視聴しました。
とまあ懐かしき日々の記憶で感慨に浸るのは置いておいて作品の方ですが
全26話がどこまでも続き、時間が経つのが早く感じるくらい面白かったです。
野球をしようと決定してから初期段階のリトルバスターズでは人数が
足らず仲間集めを始め、その中で謎のミッションや恭介の思い付きで始まる
様々な娯楽、それから理樹が出会っていく数々の新たな仲間たちの抱える
それぞれの事情に対して前に進むための道しるべとなっていく。
共通ルートをベースにヒロイン達のいくつかの個別ルートを展開していく
構成でしたがどの個別ルートも面白かったですし、その間にちょこちょこ
混ざってくるちょっとした小ネタが二つの裏表にしか存在しない自らを
輝かせる色となって、どちらをもより高い場所へお互いに引っ張り上げて
いるようでした。
まだ描かれていないヒロインや薄々何かに気がつきそうな状態の理樹と
先が気になる部分がたくさんあります。
それよりもあんな野球がやってみたかったと今更ながら思います。一緒に
やってくれる仲間と共にただ面白さを追求していく野球は本当に楽しそうです。
OPEDはゲームの主題歌をアニメバージョンにアレンジしたものですが
特にOPの方はあのイントロが流れるだけでテンションが何百倍にも膨れ
上がって高揚感でいっぱいになります。
ちょうど一年前くらいにYouTubeを散歩していた時にこの曲に出くわし
その瞬間からずっとアニメもろくに知らないのに何度も何度も聴き続けて
いました。聴くだけでテンションが上がり、得体の知れぬ何かで心臓の鼓動が
強く早くなっていく曲はいくつかありますがその中でもこの曲はかなり好きです。
この続きであるRefrainの方も早く視聴したいと思います。
◆個人的点数評価 83.323点