ビアンキ さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
感想というか自分語りになってしまった…
実写の手、その実写の手に赤い「怪異」という文字がいくつも浮かび上がる…
私の記憶が正しければ上記が、2009年当時に流れた本作の番宣の初めのシーンである。
この番宣、CSの第一日曜日の無料解放日に
当時まだ契約してなかったAT-Xで見たはずなのだが、
これを見た私は
「なんだよこれ…アニメでこんなんアリなのかよ…メチャクチャ見てぇ!」
と思ったまま結局契約料の高いAT-Xは契約せず。
それから1年くらい経ち漫画を買いにTSUTAYAに行ったとき
「そういや化物語ってアニメあったな、気になってたし見てみるか」
と思い、第一巻だけレンタルした。
もう、のめり込みました。ええ。
画面いっぱいに叩きつけられる真っ赤、真っ青、真っ黄色!
異様な空気・雰囲気を造る文字、旧字体の嵐!
上記2つの要素に見事にマッチした怪異という題材!
そして癖の強いキャラクター達の繰り広げるテンポのいい会話劇!!
何かもう圧倒されました、これは。
全15話。
レンタルでどの巻も5回は借りたので、本編全話を少なくとも5周
そして本編を見た後、必ずキャラクターコメンタリーも見ていたので、映像自体は10周分は見たと思う。
こんなに何回も見たアニメ無いわ、マジで。
その後私の中の化物語ブームは一旦落ち着き…
2012年だったか、AT-Xを契約したのは。
「NOIR」という作品を見たいがために契約した。
「NOIR」放送終了後もAT-Xを契約し続け1年位経ったある日、
AT-Xで化物語が放送されると聞いた。
そして久々に化物語を見たのだ!
そこそこ面白かった。
そこそこ…
あれ?
かつてアレだけのめり込んだ自分どこいった!?
さすがに飽きた?自分化物語飽きた!?
いろいろ考えた結果…
多少飽き…というか
初めて見たときの衝撃やインパクトが薄れた、というのもあるのだろうけど、
キャラクターコメンタリー込みで私は面白いと思ってたんじゃないかという結論に至った。
(AT-Xの放送にキャラクターコメンタリーは無かった)
つまり少なくとも私の中ではキャラクターコメンタリーのない本編だけの化物語=魅力・面白さ1/3くらいは減
アニメ本編ではないキャラクターコメンタリーありきで強い魅力を持っていた(完全な状態になる)作品を高く評価するのもどうかと思いまして…
評価の星は結構悩んで調節しました。
それでも、化物語以上に何周も見た作品は私には今のところありません。
それもあってか今でも化物語は、
私の個人的好きなアニメランキングには、かなり高順位に君臨し続けています。
そのため評価は高めに保っておこうかと思います…
どうでもいい駄文、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。