ごはんちゃん さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 3.5
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
本気なのかギャグなのかわからない
大分昔に見たけれども、レビューを書いてなかったので今更ですが書きます。
エルフェンリートの大ファンなので、これがエルフェンの原作の人の
作品だと知ってとても嬉しくて見ましたが、面白さを感じることができなかった。
エルフェン同様結構、グロテスク表現が出てくるのですが、
それがどうもギャグっぽいというか、かわいそうだなあと心から
思えないという…。流血シーンがあまりにも多すぎて、ペンキみたいで、
まぬけというか…うーん。
使い捨てのように人?が死んでいくのですが、死に方が滑稽すぎて全然同情できない。溶けて死んでいくのにすごくベラベラよくしゃべるし。
なんだろうなあ。
物語りも早く終わらせないといけない!という制作側の焦りみたいなのを
感じられて、ぎゅっと締めこんで終わっているので、怒涛の展開に
ついていけない。
あと、物語全体もギャグだったり、シリアスだったりを交互に
出していっているのですが、落差がありすぎてもう・・・。
ついていかない。ギャグの部分は全然笑えないし、シリアスは
シリアスすぎて、なんだかなあだし。
作画も結構ひどくて、顔の輪郭が歪んでいたり、走るシーンで、
かくかくしたりと、ドリフのコントみたいでした。
資金が足らなかったのかなあ…。
声優さんが、新人さんとベテランさんを使い分けていて、棒読みだったり
演技がお上手だったりと…。落差を感じながら見ておりましたが、
最後に能登さんがでてきてビックリしました。
いや。そこは新人声優さんに演じてほしかったなあ。
エルフェンがとても良作だっただけに、非常にガッカリです。
何故最後まで見たのか、自分でもよくわかりません。