「劇場版「境界の彼方 I'LL BE HERE 」 未来篇(アニメ映画)」

総合得点
69.7
感想・評価
480
棚に入れた
2923
ランキング
1738
★★★★☆ 3.9 (480)
物語
3.6
作画
4.2
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

不愉快…ではないです。

最凶の妖夢「境界の彼方」を体内に宿し、半妖として生きてきた神原秋人。
そして「境界の彼方」を、唯一倒すことが出来る呪われた血を持つ異界士、
栗山未来。
世界から嫌われた二人は出会うべくして出会い、次第に惹かれ合っていった。
二人で生きる世界を選んだ秋人と未来。
戦いも終わり、これからまた普通の日常が始まる、そう思っていた
はずなのに…。

「境界の彼方」から奇跡的に未来を取り戻すことができ、喜んだのも束の間、
その代償なのか未来の記憶は瞬く間になくなってしまった。

春になり、新学期を迎えても未来の記憶が戻ることはなかった…。

進級し高校三年になった秋人は、未来の幸せを思い、未来を避けるように
なっていた。秋人の思いも知らず、惹かれるままに秋人に近づく未来。
そんな二人の前に未来を知る人影が。
秋人の思いも空しく、未来は再び自分自身と向き合う戦いに赴くことになる。
(公式サイトより)

過去編というか、TV版の本編のアフターストーリーです。
まあ、あの戦いでなぜ栗山さんが戻ってきたのか分かりませんが、
とにかくしれっと学校にいます。さくらが秋人から遠ざけてるのもあって、
文芸部には近寄らず、テニス部とか行ったりします。このへんまでは、
ほのぼの展開。
そして、まあ伏線通りといいますか、弥勒がラスボスになるわけですが、
そのへんのバトルなども含め、いい意味でしっかりと決着がつきます。

なので、TV版を完走して、過去編の最後に栗山さんが記憶をなくすと
いうことを分かっていれば、いちおう理解はできると思います。
逆に言えば、これだけを観ても絶対に話が分からないとも言えます。

前者の僕は、ようやく「境界の彼方」という作品を
フィニッシュできました。

ただこれ、ひとつだけ苦言を呈するとすれば、
映画じゃなきゃいけなかったのか? ということです。
京アニの戦略として人気作の続編は劇場版でというのがあるのか、
ないのか分かりませんが、だったら2期12話でやったほうが
良かったんではないかなぁという気がしなくもありません。

投稿 : 2015/05/09
閲覧 : 281
サンキュー:

5

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